フィリピン・ルソン島のマヨン山で1万人が避難

ルソン島南部のマヨン火山

日本では「ルソン富士」とも称されるフィリピン・ルソン島のマヨン火山の活動が活発になり、周辺住民1万人以上がすでに避難しているようです。

フィリピンのマヨン山

マヨン火山は西表島の真南1200キロほどです。ルソン島の南東部にある標高2463mの山です。

ルソン島のマヨン火山

きれいな円錐形ですが、溶岩流の跡がくっきり刻まれています。フィリピンではもっとも活動的な火山です。

マヨン火山

噴火後の台風

2006年には噴火で堆積した火山灰などがその後の台風で土石流を引き起こし、1000人を超える死者・行方不明者を出しています。最近では2013年の突然の噴火で観光客とガイドの計5人が亡くなっているようです。

今回は6月5日にレベル2、6月8日にレベル3に上がっています。

1 フィリピン地震火山研究所(PHIVOLCS)は6月8日、ルソン島南東部、ビコール地方アルバイ州にあるマヨン山について、6月5日に噴火警戒レベルがレベル1からレベル2(不安の増大)に引き上げられて以降も山頂の溶岩ドームの崩壊による落石の増加や火山地震が確認されていることから、今後、火山噴火による溶岩流や火砕流が発生する危険性が高まっているとして、噴火警戒レベルをレベル3(危険な噴火傾向の増大)に引き上げました。
(※フィリピン当局は噴火警戒レベルを5段階で示しています。噴火の危険性がさらに高まるとレベル4となり、危険な噴火が確認されるとレベル5となります。)

在フィリピン日本国大使館>【安全対策情報】マヨン山の火山活動活発化に伴う注意喚起 6/8

2014年には9月15日にレベル3に引き上げられて住民避難が始まり、9月17日の噴火で溶岩が流出しています。今回はまだ山体膨張も火山性地震も収まっておらず、引き続き警戒を要するということです。

カグサワ教会の鐘楼

1814年の噴火では、山頂から南へ10キロのカグサワの町を溶岩が埋め尽くして1000人を超える犠牲者が生じています。

ルソン島西部のビナツボ火山

フィリピンでは1991年、ルソン島西部にある標高1745mのビナツボ火山が噴火して、山頂部が吹き飛ばされ1486mに「縮んで」います。

ビナツボ火山

この噴火による噴煙は成層圏に達して日光を遮り、短期的には北半球の平均気温を0.5℃下げたと言われています。同時にオゾン層も破壊したため、長期的には温暖化を促したわけですが…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました