香港の電話ボックス

在香港日本国総領事館の「注意喚起その36」にレノンウォールの一覧がありましたのでMAPに反映しているところですが、リストには「西貢市中心 図書館近く交差点にある公衆電話ボックス」があります。

西貢(サイコン、Sai Kung)は新界の南東部で、ここから東には大きな街はありません。香港中心部から離れている西貢には低中層の建物が多く、海水浴場やキャンプ場などもあります。

西貢
西貢(Google Earthプロ)

まず「西貢市中心」で検索してみましたが、Google Mapは反応してくれません。そこで、検索ワードを「西貢中心」に変えてみました。「西貢区社区中心」、「西貢中心李少欽紀念学校」、「西貢郷事委員会西貢区社区中心賽馬会総合服務処」、「愛護動物協会 西貢中心」の4か所がヒットしました。

絞りきれませんので、今度は「西貢 図書館」で検索してみました。図書館の「近く」には、いずれも丁字路ですが4つの交差点があります。そのうちのどれかに電話ボックスがあるはずです。香港の電話ボックスは青い屋根です。

西貢図書館
西貢図書館付近(Google Earthプロ)

C地点に電話ボックスがありました。2009年10月撮影のストビューを埋め込んでみました。最新の2017年1月撮影分でも電話ボックスはあります。

電話ボックスがレノンウォールになっているのなら、ピンクチラシやサラ金のチラシで埋め尽くされた一昔前の日本の繁華街と同じです。ただ、気になるのは「Wi-Fi」の文字です。

私は初代アンドロイド携帯「HT-03」を発売初日の午前中に購入しました。2009年7月10日です。待ち時間はありませんでした。予約もしていません。当時「スマホ」の略称はなく、まだ「スマートフォン」さえ定着していませんでした。

すくなくとも私は2009年の時点で「Wi-Fi」を知らなかったはずです。

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