圧倒的乾季の足利
2018年から2020年のアメダス足利の月別降水量は次のとおりです。2020年12月は降水量0ミリでした。11月26日の0.5ミリが2020年最後の雨です。

2021年に入ってからの日降水量は次のとおりです。1月22日に57日ぶりの雨が降っています。翌日も雨ですが、その後はグラフでは見えにくい2月2日に0.5ミリ、2月13日に39.5ミリです。

足利の2月の平年値(1981~2010年の平均値)は34.4ミリですので、2021年のトータル40ミリ(23日まで)は足利ではむしろ多いほうです。
アメダス足利
アメダス足利は東武伊勢崎線の福居駅と県駅の中間付近です。ちょうど住宅地が農地に切り替わる辺りです。足利市街地からはかなり離れています。

風向風速計の影も見えますが、気象庁としては雨量のみの観測地点です。2020年の年降水量は1174.5ミリで1293地点中1071位タイです。少ないほうから数えると222位タイになります。通年でも雨が少ないのが足利です。

足利と佐野が栃木県、桐生と館林は群馬県、古河は茨城県、熊谷は埼玉県ですので、地理マニアにはたまらない地域です。
両崖山(りょうがいさん)の山火事
日本では数百人単位の避難を伴う山火事は珍しく、最近では2004年1月に香川県の直島で283世帯650人に避難勧告が出された山火事が発生しています。足利で21日から続いている山火事は両崖山から天狗山に広がっており、鎮火までまだしばらくかかりそうです。

アメダス観測所は市役所から直線距離で4.6キロほど離れています。渡良瀬川を渡った先になります。市役所から一中までの直線距離は約1.1キロです。
【2025/02/27追記】出火が2月21日15時30分頃、24日に北関東自動車道の足利IC-太田桐生IC間が通行止めに、25日には政府の危機管理センターが情報連絡室を設置、3月1日の「鎮圧」で高速の通行止め解除、3月15日に「鎮火」しています。消失面積は167ヘクタールで、原因はハイカーの煙草の不始末とされました。
なお、足利にはこんな神社もあります(八雲神社ではありません)。

神社のWebサイトには次のように記載されています。100円だそうですが、第1・第3日曜日以外は市内の委託店舗で販売?しているようです。
この「美人証明」を身につけることにより、弁天の有り難い弁天力のご加護が降り注ぎ、それをお持ちになる全ての方が、心おだやかに、優しく、美しい女性となると言われております。
美人弁天>美人証明とは
看板に使われている美人証明の宛名は初代ミス日本で大阪生まれの山本富士子です。そこはやはり地元出身者でないと説得力に欠けるものかもしれません。
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