向かいの部屋が覗けてしまうカラオケボックス

カラオケルームのドアの窓

カラオケボックスでは、自治体の指導要綱等により廊下から個室内部を見通せる窓を各個室に設けるように求められているのが一般的です。

第7条 建築主等は、カラオケボックスの構造設備を次の各号に掲げる基準に適合するよう計画しなければならない。
(1) カラオケボックスには、次に掲げる要件に該当し、その内部が外部から容易に見通すことができる構造の窓を設けること。
ア 窓の大きさは、個室の床面積の20分の1以上であること。
イ 窓の材質は、透明なガラス等とすること。
ウ 窓の位置は、敷地内または館内の通路に面した壁面とすること。
エ 窓には、カーテンその他個室の内部の見通しを妨げる設備を設けないこと。
(2) カラオケボックスの出入口に内部から施錠ができる設備を設けないこと。
(3) 個室内の明るさは、平均40ルクス以上とし、外部から室内の様子がわかる程度の明るさを確保すること。

出雲市カラオケボックスの設置等に関する指導要綱

内部から施錠できないように求めているのは、「密室」での犯罪を防ぐためだと思われます。ヘッドホン必須のヒトカラ専用ルームが施錠できるのは、むしろそのほうが安全だからです。

第8条 建築主等は、カラオケボックスの構造設備について、次に定めるところにより、必要な措置を講じなければならない。
(1) 個室には、敷地内通路に面した位置に窓を設け、外部から内部が容易に見通すことができる構造とすること。
(2) 前号に規定する措置を講ずることが困難なときは、モニターテレビ等で内部の管理ができるようにすること。
(3) 個室の内部から施錠できる設備を設けないこと。

名取市カラオケボックスの設置等に関する指導要綱

私がこれまでヒトカラで利用したカラオケボックスは120~130店舗です。タカラを含めれば150店舗に達するはずですが、これ(↓)は初めてでした。

対面の部屋が見える位置関係

角度によってはデュアルモニターのサブモニターが半分ほど見えます。もともとガラス面積が広めのドアですので、空室だった向こうの部屋のドアを閉めてもあまり変わらないのではないかと思われます。その日、向かいの部屋が埋まることはありませんでした。

Tシャツの裾でドリンクバーのボタンを

両者の位置関係は次のようになります。下が最初に入った部屋で、矢印は画像の撮影方向、太線はメインのモニターです。★印で歌っていると、廊下から丸見えになるのが気になって●印に移りました。

見取り図

この店舗は機械受付です。翌週、私はあえて向かい側の部屋(上)を取りました。いざ入ってみたらモニターとの距離が短く、上の画像に見えていた椅子に座るとモニターを見上げる形になってしまいます。見上げる姿勢を続けるのはあまり好ましいことではありません。

結局、3分の2は●印のドアの近くで立って歌いました。前週の部屋(下)は途中から埋まったようです。ヒトカラーで私と同じポジショニングでした。画像の上の部屋でモニターを見ていると、背後は別に気になりません。気づいたのはドリンクバーに行こうとして部屋を出たときです。

このチェーン店では、1杯目のドリンクはカルピスソーダ+オレンジジュースのミックス、2杯目が烏龍茶+コーラのミックス、3杯目はアイスカフェオレにしています。8~9曲で1杯のペースです。4杯目を飲むことはまずありません。

最後のお代わりでドリンクバーに行ったとき、すでに先客がいました。このご時世ですので距離を取って見守りましたが、その先客はTシャツの裾でドリンクバーのボタンを押していました。さすがにそこまで警戒している姿を見たのは初めてです。

私はコロナ以前からデンモクのタッチパネルをスタイラスペンで操作しています。ドリンクバーのボタンを気にしたことはありません。メタボ体型でしたので高リスク者であることを自覚しての行動なのかもしれませんが、腹をめくってボタンを押す姿はやや滑稽です。

彼は氷を入れるときにTシャツの裾を使い、ドリンクを注ぐときにも裾を使っていました。もし氷のボタンにウイルスが付着していたらTシャツで拭き取ったことになります。そのTシャツを無造作に掴んでは、警戒が意味のないことになってしまいます。部屋に戻って消毒するのが合理的のような…。

第147回のイチ抜けは「ひまわりの丘」

先月のうちに終わっていた第157回は精密DX-Gによる得点順でした。私にとっては歴代6位となるボーナス込み98.933点で松田聖子「ひまわりの丘」がイチ抜けしました。松田聖子24曲目(実質26曲目)、作詞の松本隆は35曲目、作曲の来生たかおは3曲目のイチ抜けです。

「ひまわりの丘」は松田聖子5枚目のアルバム「Pineapple」の収録曲です。作詞はすべて松本隆です。

Pineapple作曲編曲
P・R・E・S・E・N・T来生たかお大村雅朗
パイナップル・アイランド原田真二大村雅朗
ひまわりの丘来生たかお船山基紀
LOVE SONG財津和夫瀬尾一三
渚のバルコニー呉田軽穂松任谷正隆
ピンクのスクーター原田真二大村雅朗
レモネードの夏呉田軽穂新川博
赤いスイートピー呉田軽穂松任谷正隆
水色の朝財津和夫大村雅朗
SUNSET BEACH来生たかお大村雅朗
▲Pineapple

「Pineapple」では「水色の朝」と「赤いスイートピー」に次いで3曲目のイチ抜けですが、おそらく「LOVE SONG」は点数が出やすい曲だと思われます。船山基紀が編曲した松田聖子の楽曲としては、「風立ちぬ」のB面「Romance」やアルバム「Tinker Bell」収録の「真っ赤なロードスター」などがあります。

決勝ラウンド

決勝第1ラウンドは音程順で上位13曲を2セット、決勝第2ラウンドは得点順上位13曲を2セット歌いました。DX-Gですので有線マイクを使い、前半と後半ではMIC1とMIC2を使い分けています。

1rd前半1rd後半2rd前半2rd後半
得点95.594.195.595.8
素点93.692.593.894.1
ボーナス1.91.71.741.72
Chart計443.2437.0443.2447.3
音程84.583.885.884.8
安定性84.284.583.588.0
表現力92.889.592.489.5
リズム96.796.495.997.3
V&L85.082.885.587.8
抑揚76.472.276.673.8
しゃくり12.39.211.510.5
こぶし14.210.315.29.8
フォール0.50.40.30.2
ロング5.75.45.55.8
ビブ7.06.57.27.7
ビブ秒31.724.227.830.1
ビブ回42.132.936.937.5
▲第157回決勝ラウンド

2020年はロングトーンの平均が5.8でしたが、第157回では決勝ラウンドなのに6点台に届いていません。

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