ハンドルネームを「ワトソン君」から「沌惑村」へ

◆2017/08/19付「ワトソン君とは」を書き改めました。

ワトソン君の由来

2000年8月に「セットポジション」を開設してしばらく、サイト管理者名としては実名(姓のみ)を掲載していました。実名は「来訪者要件」より先に掲げており、「来訪者要件」より先に外したはずです。期間としては3か月ほどだったと記憶しています。

実は「セットポジション」絡みのメールのやりとりでは、実名フルネームでした。そのうち、他のサイトで「セットポジションの○○○○さん」と書かれるようになり、これに慌てふためいて外したという次第です。

実名を下げたあとは「名無し」でした。ネットの世界では名前がなくてもあまり不都合は生じないというのが実情です。2006年ごろからブログ運用を始めたことで、何かしらのハンドルネームを名乗る必要が迫られることになります。

そこで抜擢したのが「ワトソン君」です。「ワトソン君」を日常的に使っていたのは、ルール系掲示板だったはずです。その掲示板にはボアロを名乗る方がおられました。対抗したのか悪乗りしたのか、今となっては定かではありません。

ホームズではなく助手で語り手のワトソンを名乗ったということは、モロボシ・ダンがカプセル怪獣ウインダムで戦っているようなものかもしれません。私がボアロさんにあまりいい印象を持っていなかった可能性はあります。

アナグラム

私はシャーロキアンではありません。ホームズ作品は長編が4作、短編集が5作品ありますが、長編のうち「恐怖の谷」は未読です。短編集も「~冒険」と「~最後の挨拶」を読んだだけです。作品的にはブラウン神父や亜愛一郎カメラマンのほうが私の好みです。私立探偵ならスペンサーです。

ドイルより深夜番組の「ケータイ刑事 銭形シリーズ」のほうが怪しいのかもしれません。「謎は解けたよ、ワトソン君」がキーワードではないかという見立ても可能です。ただ、このシリーズは宮崎あおい主演の第1作が2002年10月に始まっています。私がワトソン君を名乗ったのはそれ以前ではないかと思われます(確認できません)。

ワトソン君のハンドルネームは「セットポジション」ではあまり使っていなかったはずです。ブログ運用の関係でハンドルネームの設定を迫られ、改めて名前を考えるのも面倒ですからワトソン君を流用し、「あなぐると」でもこれを踏襲しました。

今回、長く親しんできたワトソン君のハンドルネームを変更します。次のような理由からです。

(1)作中人物に「君」をつけただけの安易なネーミングは好ましくない
(2)もともと深い意味があるわけではない
(3)若干の軽さとともに内容にそぐわない行き詰まり感がないわけでもない
(4)できればカタカナでないことが望ましい

真剣に悩むようなことではありませんので、「わとそんくん」の6音を並べ替えたうえで、これに漢字を当てて新しいハンドルネームを決めることにしました。

カオスに惑う村

思いついた順で、次の4つを最終候補にしました。

(A)沌惑村(とんわくそん)
(B)遁惑邨(とんわくそん)
(C)遜篤湾(そんとくわん)
(D)塞t湾(そくとんわん)

地理系サイトを指向するという点を重視して、最後の1文字を「村」か「邨」あるいは「湾」で締めたいところです。もっともシンプルなのは「村」です。漢字を使いたいと思っていますが、画数の多い難しい漢字は使いたくありません。普通に読めるレベルの漢字にしたいという希望もあります。

「遁」や「遜」や「塞」はちょっと画数が多くて、文字が潰れてしまう懸念を感じます。今回はカオスに惑う村ということで「沌惑村」とします。飽きてきたらまた変えればいいだけのことです。どちらかと言うとサイト名としてふさわしいのかもしれません。

なお、「あなぐると」のサイトアイコン(ファビコン)は、ジョン・H・ワトソンを意識して山高帽をモチーフにしています。もともと「ただの識別符号」との認識ですので、新たに作り変える必然性は感じません。引き続き使用するものとします。

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