怪しいショートメール
きのう(10/15)の夕方、スマホにショートメールが届いていました。
怪しさ満点です。
(1)クロネコヤマトさんはカタカナで「ヤマト運輸」です。
(2)運送会社は荷物を配達するだけであり、発送したのは荷主のはずです。
(3)「宛先不明です」の次は読点(、)ではなく句点(。)であるべきです。
運送会社が伝票記載の住所に荷物を届けようとしたところ、宛先の住所に辿り着けず、携帯番号にショートメールを送ってきたかのように見せかけているものと思われます。タップしてプレビューを覗いたところでそれだけでは何も起こらないでしょうが、こういうときはグーグル先生にお伺いを立てるのが最善最良の策です。
Google先生のお告げ
まずは「08092480302」を検索してみました。どうやら5月から7月にかけて「佐川急便より荷物をお届けにあがりましたが持ち帰りました」の内容で「~.duckdns.org」のURLに誘導していたようです。8月から「やまと運輸」を名乗り始めており、詐欺メールとされています。
ヤマト運輸さんのWebサイトでも注意喚起されています。7月28日付ですから、かなり前から出回っているわけです。
IPAも注意喚起を促しています。私はiPhoneユーザーですので、iPhoneのケースを調べてみました。誘導先のURLで個人情報やパスワードを要求するようです。
iPhoneを狙った手口では、主に、次のような流れです。
情報処理推進機構>宅配便業者をかたる偽ショートメッセージに引き続き注意!
1.偽不在通知SMSを受信し、記載のURLをタップして、偽サイトにアクセスする。
2.偽サイトで、Apple ID、パスワード、電話番号等を入力する。
偽サイトは、フィッシングサイトであり、そこで情報を入力すると、被害につながります。
正体は見えたので
アプリのインストールやパスワードの入力がNGなのは当然としても、タップするだけなら何も起こりそうにありませんので、怖いもの見たさで開いてみました。Appleやヤマト運輸や三菱UFJ銀行のログイン画面が表示されるという話もあります。
残念ながら何も表示されませんでした。PCでも「NOT FOUND」です。どれほど精巧なものなのか確認したかったわけですが、どうせならもっと早く送ってほしかったと思う次第です。
コメント