ネットカフェでカラオケはもはや常識？

快活クラブWebサイトの「店舗検索・料金」で条件を変えて検索してみました。

▲カラオケ設置店

「カラオケ」で検索すると332店なのに、DAM3機種にチェックを入れて検索すると333店になりました（どういう計算違いなのかわかりませんが…）。カラオケ館やジャンカラ＋歌広連合の店舗数より多く、3位のカラオケBanBanに迫る勢いです。

店舗検索で調べてみると、カラオケルーム併設店舗は294件ヒットしますが、この中にはオープン予定の店舗も含まれていますので、実数は全国で280店舗ほどになるはずです。
2020/5/8「ゴールデンウイーク明けのカラオケ店舗休業or営業状況」

2年前のコロナ第1波のときより40店舗近く増えています。自遊空間が45店舗、亜熱帯も20店舗以上あり、公式サイトではカラオケの有無を検索できないコミックバスターも10店舗はありそうです。

ローカルチェーンの設置店舗もありますので、ネカフェのカラオケはもはや無視できない一大勢力です。カラオケデビューがネットカフェという世代も少なくないのかもしれません。

私がネカフェのカラオケを初めて経験したのは2013年です。快活クラブの1＆2カラオケを体験したくて、1時間ほどかかる新設店舗を目指しました。静かにしなければならないはずのネットカフェと、音や声が必須のカラオケが、同じ施設内でどう融合するものなのか興味津々でした。

カラオケ区画は完全に分離されており、満喫ブースに音漏れするようなことはありません。ネカフェとカラオケ店が同居している雑居ビルでは、ネカフェ側のクチコミに「カラオケの音漏れで眠れない」とあったりします。最初から合体していればそういう設計で行けるのでしょう。

私は快活だけで10店舗近く、ネカフェ併設というくくりなら15店舗ほどに行きましたが、1＆2カラオケは快活クラブだけだと思われます。2人でも利用可ということだけでなく、ヘッドホンとスピーカーを切り替えることができるのが一般的なヒトカラ専用ルームと異なる点です。

伸縮マイクスタンドに設置されたポップガード付きのコンデンサマイクとともに、通常の赤外線マイクもセットされています。衣擦れの音さえ拾ってしまう感度のコンデンサマイクで自分の声を聞くのは、それなりのMっ気かナルシスト属性が必要かもしれませんが、録音したものを聞くよりショックは少ないはずです。

数年ほど前まで私はカラオケ画面を録画していました。実際にはあまり再生する機会はなく、PCの外付けHDがパンパンになるだけでした。さほど好きではない1＆2カラオケを思い出したように半年に1回ほど利用するのは、妙な癖がついていないか確認したいときです。

1＆2カラオケの部屋はこんな（↑）感じです。赤線部分がモニターになります。椅子に座ると画面を見上げることになって首が辛いので、結局は立って歌うことになります。前半は備え付けコンデンサ＋ヘッドホン、後半は持ち込みマイマイク＋スピーカーに切り替えることが多いわけです。

第168回は精密DX-Gで安定性順としました。イチ抜けは「飛梅」でした。この曲にはずっと苦戦していて、音程80％に届かないこともしばしばです。2018年から歌っています。