後藤組を継いだ良知組はどこへ行く?

2008年解散の後藤組

2008年秋、山口組二次団体の8組長が除籍あるいは絶縁処分になっています。歴史的には弘道会主導による山口組運営が鮮明になった出来事です。2008年当時は篠田組長は収監中であり、1947年生まれの高山若頭が仕切っていました。

このとき、除籍となった1人が1942年生まれの後藤組長です。同年9月の後藤組長の誕生祝いで開かれたゴルフコンペには複数の有名演歌歌手が参加しており、紅白を控えて活動自粛に追い込まれました。

抗争勃発かという観測も流れましたが、後藤マネーを抱えるリーダー格の後藤組長が引退に踏み切ったこともあり、目立った抗争は起こらなかったはずです。後藤組長はいったん仏門に入り、震災後にはカンボジアに渡って永住権を取得しています。

後藤組解散後、その勢力は良知組と藤友会に継承されます。後者の塚本会長は機動隊との銃撃戦を伴った1988年の一和会会長宅ダンプ突入事件で10年ほど服役しています。解散当時は後藤組総本部長でした。

一方、解散当時に後藤組若頭だった良知組長は2008年の直参昇格後、2011年には山口組「幹部」に就任しますが、2019年3月に病死します。初代良知組の本部は静岡県吉田町にありました。

バックでダンプ突入後、荷台の砂利を…

組織を継承しても、本部の土地建物を継承できるわけではありません。二代目を継いだ竹嶋組長は行き場を失います。足立区一ツ家に移ろうとしますが、西浅草に本部を置く松葉会の組員が2020年1月にダンプで突っ込み、ご丁寧に荷台の砂利を撒き散らします。

「縄張りに入ってくるな」という意思表示のようです。「ビル」と報道されていましたが、鉄骨造の3階建て民家をリフォームして正面をそれらしくした「ビル」です。富士宮の事務所は、2021年5月に静岡地裁で使用差し止めの仮処分が決まり、今年の3月には住民との間で和解が成立しています。

というわけで、二代目継承以前に竹嶋組長が率いていた三次団体の本部(四谷のマンションの1室)から動けずにいるようです。暴対法によって対象者が不動産を取得することは容易ではありません。代替わりのたびに同じようなことが起こるのでしょう。

足立区で起きたダンプ突入の報復は1週間後に松葉会本部へ投げ込まれた火炎瓶でした。1年半前の火炎瓶事件の容疑で竹嶋組長ら3人が逮捕されたのが7月5日です。

Google日本語入力の威力

ところで、私がPCを購入してその日のうちにやってしまうのが、Google日本語入力とChromeのインストとデフォ設定です。Google日本語入力で「だいやぱれす」と入力して変換すると「ダイアパレス」になってしまいます。これは感動モノです。

Google 日本語入力の実力

賃貸物件を「ダイパレス」と表記している不動産業者はたくさんあります。マンションのブランド名は「ダイパレス」ではなく、正しくは「ダイパレス」です。法人としては、五光住宅株式会社→ダイモンド建設株式会社→ダイ建設株式会社→(民事再生)→分社のうえ大和地所と合併、です。

歌詞あなぐると>ダイヤモンドとダイアモンド

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