世界平和女性連合の前身団体
下書き用のテキストエディタに「世界平和朝鮮反日婦人連合」という謎めいたメモが残っていました。これは何だろうと思って、そのままGoogleの検索ボックスに放り込んでみましたが、思わしい収穫はありませんでした。
「世界平和◯◯連合」なら旧・統一教会(統一協会)絡みに違いありませんが、そんな名称の団体があるとは思えません。削除してもよかったのですが、気になったので「?」をつけて放置しました。これが先週のことです。
昨日、モザンビークの太陽中学校の件でWikiの「世界平和女性連合」をページを開いてみました。
前回のアクセスが9/30のようです。私は世界平和女性連合の前身団体の名称を確認したかったわけですが、あいにくその記載はありませんでした。しつこく検索を続けてみたところ、Wiki「韓鶴子」のページで発見しました。
1990年頃までは文鮮明と同行して活動することが多かったが、1991年の「世界平和アジア婦人連合」(後の「世界平和女性連合」)創設以降、世界各地を講演で訪問するようになった。また、出入国管理法の規定で日本に入国できない夫の代わりに度々来日している。
Wikipedia>韓鶴子(2022/11/08閲覧)
婦人連合?
「世界平和女性連合」の前身団体は「世界平和アジア婦人連合」のようです。「~婦人連合」で思い出したのが、冒頭の「世界平和朝鮮反日婦人連合」です。
・世界平和アジア婦人連合
・世界平和朝鮮反日婦人連合
記憶をたどってみると私の中にピンと来るものがありましたので、履歴ページを探りました。9月30日時点では次のように記述されていたのです。
1991年の「世界平和朝鮮反日婦人連合」(後の「世界平和女性連合」)創設以降、世界各地を講演で訪問するようになった。
2022年10月10日 (月) 10:26時点における版
私はこの「世界平和朝鮮反日婦人連合」をテキストエディタに貼り付けたに違いありません。「世界平和反日婦人連合」ならわかりますが、そこに「朝鮮」は不要です。「世界平和反日婦人連合 韓国支部」なら、団体名称としてはあり得る話です。
この「世界平和朝鮮反日婦人連合」は7月18日7:04に書き換えられ、10月24日14:44に修正されています。約3か月間、改変されたままになっていたわけです。検索してもヒットしませんので、誰も騙されなかったことになります。
【2023/06/06追記】「世界平和アジア婦人連合」ではなく、正しくは「アジア平和女性連合」(その前身が「アジア平和婦人連合」)のようです。
→2023/06/06「女性連合の堀守子会長は小山田秀生氏の娘なのか?」
荒らしのおかげで
同時に荒らされた箇所もあります(すべて修正されています)。
- 多くの世界平和統一家庭連合の信徒達→多くの朝鮮平和反日連合の信徒達
- 『自叙伝 人類の涙をぬぐう 平和の母』→『自叙伝 人類の白い涙をぬぐう 平和の母』
- 統一教会においては→統一凶会においては
今となっては読み飛ばしていた部分のほうが気になります。
結婚当時、文鮮明は伴侶が誰か分からない中、天の命によって結婚の準備をしていたが、多くの世界平和統一家庭連合の信徒達の夢に、韓鶴子が配偶者であると明らかにされ、1960年3月27日(陰暦3月1日)に婚約して、4月11日に結婚した。
Wikipedia>韓鶴子(2022/11/08閲覧)
これは今後のために非常に重要なポイントになります。
(1)文鮮明氏は相手が誰かわからないまま結婚の準備をしていた
(2)多くの信者の夢に韓鶴子氏が出てきた
(3)その韓鶴子氏と文鮮明氏が結婚した
という具合に私は理解しました。「そんな話」を信じるのが宗教というものなのでしょう。多くの信者とは誰と誰と誰なのか、まずはそこが気になります。
韓鶴子氏の自叙伝
Amazonで検索してみると、韓鶴子氏の自叙伝「人類の涙をぬぐう平和の母」中古本の最安値が113円でした。読んでみたい気もします。2020年に光言社から刊行されている本です。Amazonにはこんなレビューもありました。
訪ソに当たって、文総裁の命が危ないかもしれない、という緊迫した空気の中で急遽、韓女史を後継者に決定したというくだりは最も笑えた部分。いくらソ連が共産主義の国とはいえ、公式訪問した人間を殺してしまう時代ではあるまいに。
Amazon>「人類の涙をぬぐう平和の母」のレビュー(chor.Mさん)
文鮮明・韓鶴子夫妻がゴルバチョフ書記長と会談したのは1990年です。当時の霊感商法の壺を贈ったとも言われていますが、自叙伝ライターが強調したかったのは韓鶴子氏の後継者としての正統性だと思われます。ねじ込んだ結果として、不自然な流れになってしまったのでしょう。
レビューを検索していたら、You Tubeに「み言訓読チャンネル」があるのを発見しました。今、スキップしながら聞いたところです。
夢を見たり啓示を受けたのは本人と母親を含めて4人のようです。信徒が見た夢は、空から無数の鶴が飛んできて追い払っても戻ってきて文鮮明氏を覆ってしまうというものだそうです。
「鷲は舞い降りた」なら私は心踊りますが、名前に合わせた鶴……。しかも夢で…。…今日はここまで。
【2023/09/05追記】この教団の幹部による説教では、しばしば見た夢の内容が詳細に語られます。私は夢の中身をそんなに詳しく覚えていることはありません。どのみち他人の夢は検証できません。見たと言うなら見たのでしょう。
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