日中韓ロは人口減、極東の人口増加1位は北朝鮮

2022年の人口上位99か国

「GLOBAL NOTE」の国連推計人口が更新されており、中国が人口減少に転じています。1位・中国と2位・インドの差は2021年が1830万人、2022年は870万人でした。年内に逆転する計算になります。

インドの最新人口調査は2011年ということです。10年ごとの人口調査は新型コロナで来年に延期になっています。あくまでも推計の世界です。

2022年の数値を2021年と比較してその差を求め、2002年との比較で比率を求めました。青地白抜きと赤地白抜きは、99か国の中での増加数と減少数の上位10か国です。表内の数値の単位は千人です。

2022の人口2021との差2002との比
世界7,975,105+65,8101.263
1中国1,425,887-61.113
2インド1,417,173+9,60911.290
3米国338,290+1,2921.173
4インドネシア275,501+1,74881.252
5パキスタン235,825+4,42331.444
6ナイジェリア218,541+5,14021.686
7ブラジル215,313+9871.193
8バングラデシュ171,186+1,83071.276
9ロシア144,713-39030.9948
10メキシコ127,504+7991.263
11日本123,952-66120.9745
12エチオピア123,380+3,09751.736
13フィリピン115,559+1,679101.422
14エジプト110,990+1,72891.492
15コンゴ民主共和国99,010+3,11641.9168
16ベトナム98,187+7191.218
17イラン88,551+6281.315
18トルコ85,341+5661.293
19ドイツ83,370-3981.02410
20タイ71,697+961.116
21イギリス67,509+2281.137
22タンザニア65,498+1,91061.802
23フランス64,627+961.088
24南アフリカ59,894+5021.257
25イタリア59,037-20341.034
26ミャンマー54,179+3811.166
27ケニア54,027+1,0211.648
28コロンビア51,874+3571.282
29韓国51,816-141.095
30スペイン47,559+721.147
31ウガンダ47,250+1,3961.850
32スーダン46,874+1,2171.700
33アルゼンチン45,510+2331.201
34アルジェリア44,903+7251.420
35イラク44,496+9621.695
36アフガニスタン41,129+1,0301.9596
37ポーランド39,857+1,5491.031
38ウクライナ39,702-3,82910.8281
39カナダ38,454+2991.228
40モロッコ37,458+3811.278
41サウジアラビア36,409+4591.609
42アンゴラ35,589+1,0852.0324
43ウズベキスタン34,628+5471.354
44ペルー34,050+3351.246
45マレーシア33,938+3641.406
46イエメン33,697+7151.714
47ガーナ33,476+6431.613
48モザンビーク32,970+8931.764
49ネパール30,548+5131.206
50マダガスカル29,612+6961.720
51ベネズエラ28,302+1021.117
52コートジボワール28,161+6831.592
53カメルーン27,915+7161.754
54ニジェール26,208+9552.1043
55オーストラリア26,177+2561.344
56北朝鮮26,069+971.103
57台湾23,893+331.063
58ブルキナファソ22,674+5731.795
59マリ22,594+6891.89010
60シリア22,125+8011.289
61スリランカ21,832+591.142
62マラウイ20,405+5151.732
63ザンビア20,018+5451.9059
64ルーマニア19,659+3300.9082
65チリ19,604+1111.249
66カザフスタン19,398+2021.265
67エクアドル18,001+2031.377
68グアテマラ17,844+2361.452
69チャド17,723+5432.0055
70ソマリア17,598+5321.870
71オランダ17,564+621.094
72セネガル17,316+4391.701
73カンボジア16,768+1791.335
74ジンバブエ16,321+3271.362
75ギニア13,859+3271.616
76ルワンダ13,777+3151.646
77ベナン13,353+3561.797
78ブルンジ12,890+3391.9397
79チュニジア12,356+931.224
80ボリビア12,224+1451.373
81ベルギー11,656+451.126
82ハイチ11,585+1371.337
83ヨルダン11,286+1382.1392
84ドミニカ共和国11,229+1111.277
85キューバ11,212-4461.0049
86南スーダン10,913+1651.632
87スウェーデン10,549+821.182
88チェコ10,494-17101.025
89ホンジュラス10,433+1551.486
90ギリシャ10,385-6050.9363
91アゼルバイジャン10,358+451.237
92ポルトガル10,271-1990.9857
93パプアニューギニア10,143+1941.721
94ハンガリー9,967+2570.9826
95タジキスタン9,953+2031.521
96ベラルーシ9,535-4370.9414
97アラブ首長国連邦9,441+762.5981
98イスラエル9,038+1381.422
99オーストリア8,940+181.107
▲2022年の人口上位99か国

難民で人口増のヨルダン

2021年からの人口減少数は、ウクライナ、日本、ロシア、イタリアの順です。日本が連覇を逃したのはロシアのおかげということになりそうです。

去年との比較では日本だけでなくロシア、韓国、中国がマイナスで台湾も微増ですので、極東6か国でもっとも人口が増えているのは、飢餓が指摘されることもある北朝鮮です。北朝鮮に対する経済制裁とは本当に有効なのかという疑問も生じます。

20年前との比較ではウクライナが82.8%、ルーマニアが90.8%、ギリシャが93.6%です。東欧だけでなく南欧も人口減少圏と言っていいのかもしれません。

逆に20年前との比較で人口が増えているのは、UAE260%、ヨルダン214%です。ヨルダンはシリア難民の流入によるものと思われます。

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