人口減少数、1位日本で2位はウクライナ

2019年から2020年の人口減少数

このサイトでは国の人口は「GLOBAL NOTE」掲載の国連推計人口を用いています。人口当たりのコロナ陽性者数などの数値を算出する際に使っているわけです。コロナ禍も3年目に入りましたので、データの更新も2回ありました。

前回の更新時に気になってこっそりExcelに残していた表があります。2019年と2020年の人口の比較です。左端の「順位」は2020年の人口の多い国からの順位です。人口の単位は千人です。

順位2020年2019年減少比率
11126,476126,860日本-3840.997
3543,73443,994ウクライナ 旧ソ連-2600.994
6119,23819,365ルーマニア 東欧-1270.993
2360,46260,550イタリア-880.999
5028,43628,516ベネズエラ-800.997
1076,9487,000ブルガリア 東欧-520.993
8710,42310,473ギリシャ-500.995
3837,84737,888ポーランド 東欧-410.999
1422,7222,760リトアニア 旧ソ連-380.986
998,7378,772セルビア 東欧-350.996
1096,8256,856レバノン-310.995
8910,19710,226ポルトガル-290.997
949,6609,685ハンガリー 東欧-250.997
1304,1054,130クロアチア 東欧-250.994
1511,8861,907ラトビア 旧ソ連-210.989
1353,2813,301ボスニア・ヘルツェゴビナ 東欧-200.994
1314,0344,043モルドバ 旧ソ連-90.998
1323,9893,997ジョージア 旧ソ連-80.998
8311,32711,333キューバ-60.999
969,4499,452ベラルーシ 旧ソ連-31.000
▲2019年から2020年にかけての人口減少数TOP20

独立後一貫して人口減のウクライナ

日本は人口減少数で輝く?世界一でした。2位が今話題のウクライナです。人口減少数TOP20のうちソ連崩壊とともに独立した国が6か国、ソ連崩壊前に東欧と呼ばれていた国が7か国入っており、両者で3分の2を占めます。

人口減少の13か国

日本の場合は少子高齢化による人口減少ですが、これらの国は自然減ではなく社会減と理解すべきなのかもしれません。あるいはチェルノブイリが関係しているのかもしれません。気になるところです。

ウクライナの主権宣言は1990年、独立が1991年です。人口は減り続けています。1990年時点では世界22位でしたが、2020年は35位です。

ウクライナの人口推移

いつかこういう日が来るという予感(確信?)があっての人口減少なのではないかとさえ思えてしまいます。

原発施設の着弾地点

砲撃を受けて火災が起きたウクライナ南部のドニプロ川沿岸の原発施設について、報道各社の表記が分かれています。Google Mapはザポリージャ派です。

ザポリージャNHK、ANN、NNN、読売、朝日、CNN
ザポロジエJNN、FNN、日経、ロイター、産経、毎日、中日、AFP、時事、共同
ザポリッジャ(ザポロジエ)BBC
▲ザポリージャorザポロジエ

ザポリージャもしくはザポロジエは州名であり市名でもありますが、Wikiには次のように記載されています。

ザポリージャ(ウクライナ語: Запоріжжя zɐpoˈr⁽ʲ⁾iʒːɐ)は、南ウクライナに位置する都市で、ザポリージャ州の州庁所在地である。歴史上では、アレクサンドロフスク(Александровск)とも呼ばれた。なお、以前公用語であったロシア語ではザポロージエ(Запорожье)で、この辺りの地域を指した歴史上の地域名称と区別されないが、ウクライナ語では後者はザポロージャと呼ばれ区別されている。

Wikipedia>ザポリージャ

火災が起きたのは5階建ての訓練施設ということです。

ザポリージャ原発

格納庫や核燃料プールを慎重に避けた砲撃だったものと思われます。この原発施設からモスクワまでの距離は920~930キロです。

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