結構ややこしいのがウクライナ

年表

1941年独ソ戦、独がウクライナを占領(~1945)
1954年クリミアがウクライナに編入
1986年チェルノブイリ原発事故
1991年ウクライナ独立、ソ連邦崩壊、CIS創設(2014脱退)
1996年ウクライナ憲法制定、通貨フリヴニャ導入
2004年オレンジ革命
2013~14年マイダン革命、ウクライナ騒乱
▲ウクライナ年表

【オレンジ革命】
2004年11月の大統領選挙で親露派のヤヌコーヴィチ氏が当選。不正選挙としてキーウ(キエフ)を中心に大規模な集会・デモ・ゼネストが始まり、12月の再選挙でEUへの早期加盟を掲げるユシチェンコ氏が当選。平和的な「革命」。

【2010年大統領選挙】
再選を目指して出馬した現職・ユシチェンコ氏は5位で落選、決選投票の末に親ロシア派のヤヌコーヴィチ氏が当選。

【マイダン革命~ウクライナ騒乱】

2013年11月EU加盟断念をめぐってキエフの独立広場で大規模デモが始まる
2013年12月暴力的衝突、キエフのレーニン像が倒される
2014年1月ヤヌコーヴィチ大統領がロシアに亡命
2014年2月ドンバス2州とクリミアが独立を求めて内戦状態に
2014年3月住民投票96%以上の賛成を受けてロシアがクリミアを併合・実効支配
2014年5月親米派のポロシェンコ大統領が当選
2014年6月ウクライナ中央政府軍がドンバスを空爆
2014年9月ドンバス2州を特別自治区とするミンスク合意(守られず)
▲マイダン革命とウクライナ危機

86%ならまだしも96%はさすがにリアリティに欠けます。

歴代大統領と輸出入相手国

1クラフチュク1991/12-1994/07
2クチマ1994/07-2005/01
3ユシチェンコ2005/01-2010/02親欧米派
4ヤヌコーヴィチ2010/02-2014/02親露派
代行トゥルチノフ2014/02-2014/06
5ポロシェンコ2014/06-2019/05親欧米派
6ゼレンスキー2019/05-親欧米派
▲歴代大統領

 コメディアンで政治経験がないゼレンスキー氏は、ウクライナのテレビドラマで大統領に転身する教師役を演じて人気を博した。昨年12月には「大統領になれば、(同国東部を実効支配する)親露派勢力との紛争は武力ではなく対話で終わらせる」と述べた。

産経>ウクライナ大統領選三つどもえ、反ロシア姿勢に温度差(2019/02/05)

【輸出入相手国と民族】外務省>ウクライナ基礎データ

  • 輸出:中国(14%)、ポーランド(7%)、ロシア(6%)
  • 輸入:中国(15%)、ドイツ(10%)、ロシア(8%)
  • 民族:ウクライナ人(77.8%)、ロシア人(17.3%)、ベラルーシ人(0.6%)

ドネツク国際空港(ドンバス地方)

【2012年8月の衛星写真】

内戦前のドネツク空港

【2018年6月の衛星写真】

内戦後のドネツク空港

内戦(状態)から年数が経っていますが、空港はただ破壊されただけで再建されるとか別の施設が建つという様子はありません。

ウクライナ情勢MAP

【外部リンク】
NHK>特設サイトウクライナ情勢
時事通信>ウクライナ情勢
Institute for the Study of War
国境なき医師団>ウクライナ:命を守る緊急医療援助
一般社団法人日本安全保障戦略研究所>2022年のウクライナ情勢に関する報道
#UkraineFacts

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