ドローン攻撃で炎上したロシア燃料基地

ワグネル撤退?

本当にワグネルが撤退するのなら戦況が大きく変化しそうですが、やはり時間差攻撃がセオリーなのだと思ったのがクレムリンへのドローン攻撃です。

クレムリン

2人の人影が見えていたのは2機目の攻撃だったようです。だとすれば、あの2人は何が起きたのか被害の程度を確認しようと屋根に上がったところだったことになりそうです。

そこから考えると、やはり和歌山・雑賀崎漁港での対応は考え直したほうがいいことになります。ヘッドロックが2発目の導火線に着火後で揉み合う間に爆発に至れば、容疑者としては予期せぬ自爆テロとなり数人が巻き添えになった可能性があるわけです。紙一重の結果オーライだったことになります。

さて、4月29日にクリミア半島のセバストポリにある燃料タンクが炎上、5月3日にはクリミア大橋の東側クラスノダール地方(本来のロシア領)でも燃料基地が炎上しています。いずれもドローン攻撃によるもののようです。

炎上した燃料基地

セバストポリ

こういうニュースを見ると場所を特定したくなります。セバストポリについては軍用艦船の停泊地近くにあるタンク群ではないかと思いましたが、ここはさすがに基地そのもののように思えます。

停泊地近くのタンク

クリミア半島を実効支配しているのはロシア側ですので、ここを攻撃してしまうとややこしいことになりかねません。南岸のこっちが正解だったようです。

炎上した燃料基地

両者の位置関係は次のようになります。

セバストポリ

クラスノダール地方

クラスノダール地方へのドローン攻撃は5月3日から5日にかけて3日連続であったようです。初日の攻撃はクリミア大橋の近くということです。

ヴォルナ村の燃料基地

タンク群は2つあって、沿岸部は工場のようです。燃料基地ということなら、鉄道が通っている緑マーカーが有力です。

車両の奥に燃料基地

この画角ではこれ以上拡大できませんが、先頭車両の奥にはタンク群が見えます。まずは去年2月の状態に戻してからでしょうから、クリミア大橋をめぐる攻防は秋以降になるのかもしれません。

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