月降水量0ミリの回数は増えているのではないだろうか?

熊谷地方気象台

先月の御前崎特別地域気象観測所は降水量が「0.0」ミリではなく「–」でした。熊谷地方気象台では1973年12月と1988年12月に月間「–」ミリがあります。

熊谷
気象庁>観測史上1~10位の値(年間を通じての値)熊谷

ほかにもあるのかどうか調べてみたいと思っていますが、雨量観測のアメダスは1300か所近くあります。気温観測所の1.4倍というボリュームに私はたじろいでいます。4桁は手を出すのに躊躇しますが、降水量0ミリの月が増えているような雰囲気があります。

だとすると価値のある試みかもしれません。先月、いわゆる気象官署では御前崎など25地点で降水量0ミリでした。京都や神戸は初めての0ミリでしたが、前橋は21回目、甲府は12回目です。

御前崎前橋甲府
統計開始1932/121896/121894/12
0ミリ月32112
観測月111715611585
0.27%1.35%0.76%
▲御前崎・前橋・甲府の月降水量0ミリ

御前崎、前橋、甲府の3地点に限れば、1950年代と1960年代は0ミリの月がありませんでした。

いわゆるゲリラ豪雨が増えているのなら、その反動として降水量0ミリの月が増えていたとしても不思議ではありません。

期間降水量

雨量観測のアメダスは1284地点のようです。2月3日までの期間降水量が平年比で小さい地点はそれぞれ次のとおりです。

前45日降水量平年比
大分)佐賀関0.51%
宮崎)古江1.01%
大分)佐伯1.01%
大分)蒲江1.01%
宮崎)日向1.01%
宮崎)都農1.51%
▲前45日降水量

45日では九州東岸が少ないほうの上位を占めています。

前60日降水量平年比
高知)須崎10.57%
高知)鳥形山16.5)7%
群馬)藤岡5.010%
埼玉)寄居6.010%
高知)佐川15.010%
群馬)伊勢崎5.0)10%
▲前60日降水量

60日では高知と北関東です。

前90日降水量平年比
埼玉)寄居9.09%
群馬)藤岡10.011%
埼玉)上吉田10.011%
群馬)伊勢崎10.0)11%
埼玉)秩父13.012%
▲前90日降水量

90日では寄居が平年比全国最少です。

前120日降水量平年比
大分)大分62.521%
埼玉)秩父62.022%
埼玉)寄居56.523%
大分)由布院68.523%
熊本)南小国77.023%
埼玉)ときがわ81.523%
▲前120日降水量

大分の120日は62.5ミリですので、この時期の1か月分相当しかありません。

アメダス藤岡

アメダス藤岡は雨量のみの観測所です。41.8℃のアメダス伊勢崎から南西に約13キロです。

アメダス藤岡
アメダス藤岡(地理院タイルを加工)

標高は95mで、フェンスより高い位置に雨量計は設置されています。前橋地方気象台の最大積雪深は2014年2月15日の73センチですので、その程度の積雪は想定されているようです。

アメダス藤岡

JR八高線の群馬藤岡駅に「群馬」がかぶさっているのは、栃木市内の東武日光線に藤岡駅があるからです。「上野(こうずけ)藤岡駅」にしなかったのは、上野(うえの)駅との混同を懸念したからということです。

それなら上信電鉄の「上州富岡駅」のように「上州藤岡駅」にすればよかったのではと思ってしまいます。「武州◯◯駅」を秩父鉄道と東武が使っている以外は「◯州◯◯駅」は単一事業者が独占使用しているようです。

上信電鉄に遠慮したのかもしれませんし、藤岡が県境の市であることから「群馬」アピールをしたかったのかもしれません。

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