日向の日照時間は「全国でもトップクラス」

律令国としての日向(ひゅうが)国は今の宮崎県です。国府も国分寺も西都(さいと)市に置かれていました。人口約6万人の日向市は1951年に富島町と岩脇村が合併して成立しています。市名はいわゆる広域地名です。1955年には美々津(みみつ)町を、2006年には東郷町を編入しています。

日豊本線の駅名は日向市駅ですが、総武本線の日向駅は1899年の開業です。日向市駅は日向市発足後の1963年に富高駅から改称されています。先に日向駅を名乗っていた私鉄があるわけではありません。

日向市と日向国府跡と宮崎県庁
日向(地理院タイル

赤のマーカーが日向のアメダス観測地点、青は西都市の日向国府跡、緑が宮崎県庁です。宮崎県の新型コロナ初感染者は3月4日に出ています。70代男性です。2月26日までアメリカに滞在、3月1日に発熱して医療機関を受診、3月4日の再診で陽性確認されています。宮崎はこの1例のみです。

日向市では3月16日から授業再開の予定でしたが、感染者が出たことで春休みまで休業を続けることになりました。3月16日が中学校の卒業式、3月25日に小学校の卒業式、17日と27日が登校日という予定に変更されています。

さて、3月10日の最高気温1位は日向の26.3℃でした。沖縄でも父島でもなく本土の観測地点が最高気温1位になったのは今年初めてのことです。去年は4月5日の鳩山(埼玉)でした。日向の観測所は市街地の外れにあります。標高は20mです。ストビューで風速計を確認することができます。3月10日は延岡でも24.7℃を記録しています。

日向市Webサイトには次のような記述があります。

平均気温が高く、日照時間や快晴日数が全国でもトップクラスであるなど、温暖で暮らしやすい気候条件にあります。また、降水量も多く、豊富で良質な水資源を有しています。

日向市の概要

県内の日照時間を調べてみました。

観測所年間日照時間最多平年値統計開始
延岡2381.8(2013年)2125.21961年
日向2312.2(2013年)2143.01986年
西都2392.2(2013年)2042.01986年
宮崎2447.7(1947年)2116.11895年
油津2323.4(1965年)1958.91949年
都城2202.1(1995年)1939.61942年

たしかに平年値では県内でトップです。ただ、「全国でもトップクラス」と言えるかどうかは微妙なところかもしれません。日本で日照時間が長いのは関東、甲信、東海に和歌山、高知、宮崎あたりです。

年間日照時間の平年値をざっくり当たってみたら、甲府が2183.0時間、上田が2174.9時間、浜松が2179.2時間、伊良湖が2202.0時間、潮岬が2240.1時間、室戸岬が2174.2時間、高知が2154.2時間、(土佐)清水が2210.1時間でした。

日向市内には山陰(やまげ)郵便局があります。2018年5月撮影のストビューです

旧・東郷町には山陰タクシーもありますが、山陰観光タクシーさんの本社は兵庫県の豊岡市です。

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