長野県飯山市では市内8か所で台風19号による浸水被害が生じたようです。飯山市の「令和元年台風１９号関連災害経過報告【第２報】」に浸水箇所を示した地図が掲載されています。まずは下流域の4か所です。
この地図には凡例がありませんので、解読する必要があります。黄色の丸が浸水地点、黒の太線はJR飯山線で、赤と緑は道路です。川が水色で示されています。千曲川ですから、南が上流で北が下流になります。
「桑名川」地点は市川橋の下流ですので、桑名川そのものでも桑名川駅でもなく駐在所あたりで浸水が起きたものと思われます。
「下境」は蛇行地点ですから特定は容易です。JRと県道が交差する踏切のストビューは2012年6月撮影のものです。画像右端のブルドーザーは河川敷に停まっています。千曲川の水はJR線を超えたものと思われます。
「川面」という地名を確認することはできませんでしたが、位置関係としては北陸地方整備局「令和元年 台風第19号による被災状況について」で越水・溢水地点のマーク（赤点）のある地点と同じです。
「大深」は北陸地方整備局の地図で千曲川の越水マークはありません。支流の氾濫です。柏尾橋下流の今井川が内水氾濫し、計3台のポンプ車が出動して対処したようです。
【外部リンク】
■飯山市＞令和元年台風１９号関連災害経過報告【第２報】（8ページ目）
■北陸地方整備局＞令和元年 台風第19号による被災状況について（表紙込みで4ページ目）
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