高萩のアメダス臨時観測所

茨城県・高萩のアメダス臨時観測所は、2011年6月14日昼前から降水量の観測が始まり、同年9月30日夕方から気温と風向風速も追加されています。日照計が設置されることはなく、2018年11月末で廃止されています。

必要が生じたから設置され、必要がなくなったから廃止されたのでしょうが、設置または廃止に関するプレスリリースが気象庁のWebサイトに見当たりません。高萩と同日に観測を始めた臨時観測所はほかに8か所あります。

  • 刈屋(岩手県宮古市)
  • 新町(岩手県大槌町)
  • 陸前高田(岩手県陸前高田市)
  • 桃生(宮城県石巻市)
  • 東松島(宮城県東松島市)
  • 岩沼(宮城県岩沼市)
  • 新地(福島県新地町)
  • 古殿(福島県古殿町)

時期と地域からして震災関連であることを疑う余地はありません。2011年5月13日観測開始の女川、2018年9月27日観測開始の厚真幌内については、次のようなプレスリリースがあります。

 江ノ島地域気象観測所(宮城県牡鹿郡女川町江島)については、「平成23 年(2011年)東北地方太平洋沖地震」で電力・通信回線が途絶しており、復旧の目処が立っておりません。
 当該観測所の気象観測の代替として、下記のとおり臨時に観測所を設置し、本日12時から気温、降水量、風向・風速の3 要素の観測を開始しましたので、お知らせします。

臨時地域気象観測所(女川)での観測開始について

 北海道勇払郡厚真町幌内へ可搬型雨量計を設置し、明日(9月27日)から降水量の観測を開始する予定です。
 気象庁は、「平成30年北海道胆振東部地震」による災害復旧対応等に資するよう、下記のとおり可搬型雨量計を設置して気象観測体制を強化します。

北海道勇払郡厚真町幌内への臨時雨量観測所の設置について

気温、降水量、風向風速、日照の4要素観測点はおおむね20キロ間隔で設置されています。高萩は北茨城から直線距離で15キロ、日立から15~16キロ、大子から34キロです。

高萩付近
高萩付近(Google Earthプロ)

すでに廃止されていますので、そのもののストビューを掲げても支障はないと思われます。2013年5月撮影のストビューを埋め込みました。

中央に見えるのが風向風速計です。緩い角度で設置された脚立のようなものが2つ見えますが、これは太陽光パネルの架台でしょう。9600系のSLが展示されている高萩市勤労青少年ホームの敷地内です。

観測期間内の日最大降水量は2011年9月21日の142ミリ、最高気温は2016年8月9日の36.3℃、最大瞬間風速は2013年10月16日の23.0m/sでした。

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