十島村最小の有人島が小宝島

小宝島のアメダス観測地点は雨量のみの観測です。観測開始は2014年9月という比較的新しい観測地点です。とりたてて雨が多い島ではないはずですが、5月3日と5月17日は全国1位の降水量です。

小宝島のストリートビューはありませんので雨量計の確認はできませんが、衛星写真ではそれらしき区画があります。勝手にピンクのマーカーを置きました。この島の周回道路は1周が徒歩30分だそうです。道に迷うのが難しいかもしれません。

小宝島

十島村(としまむら)Webサイトには小宝島の人口は2018年3月末時点で32世帯53人と記載されています。十島村の有人島でもっとも人口が少ないわけですが、面積も最小であり、人口密度では多いほうの1位です。

十島村の北側海域に隣接する三島村の有人島は3つです。十島村と言うくらいですから10個の島がありそうなものですが、十島村の有人島は7つです。臥蛇島(がじゃじま)は1970年に無人島になっています。

小宝島より大きい横当島(よこあてじま)は居住実績がないそうです。1952年以前は三島村を含めて十島村(じっとうそん)だったようです。そうすると、当時の有人島は3+8で11になります。微妙に計算が合いません。

小宝島(地理院タイル

小宝島へのアクセスは週2便の村営フェリーのみです。時刻表では鹿児島港出港が月曜日の23:00、小宝島着が火曜日の10:45です。このフェリーは名瀬港で折り返して、水曜日の早朝5:50に小宝島を出て鹿児島港には18:20に到着予定です。

この1泊パターンでは民宿の人を朝5時に起こしてしまうことになりますので、躊躇せざるを得ません(それが日常なのですから、そんなに気にすることはないのかもしれませんが…)。とはいえ、次の便は土曜日10:50発名瀬行きです。結局、釣りやダイビングが目的でない限り、そう気軽に行ける島ではないわけです。

鹿児島県の新型コロナ感染者は11人ですが、離島で3人の感染者が出ています。沖永良部島の陽性者は大阪から神戸→那覇経由で帰島しており、奄美大島の2人は埼玉からの来訪者が感染源とされています。

4/02 埼玉からの来島者AをBが空港で迎える
4/03-04 遊漁船で同行
4/05 Aは発熱でホテル静養
4/06 Aが東京に戻る
4/08 Aが陽性
4/12~ Bが発熱、自宅待機
4/17 Bと同居家族Cが陽性

この奄美のケースでは濃厚接触者の検体を鹿児島市内に空輸して検査しています。奄美大島で検査できないのなら、検査できる施設は鹿児島の離島にはないはずです。総人口700人の十島村がデリケートになるのは当然のことです。

 十島村では、村内での新型コロナウイルス感染者の発生がないよう積極的な水際対策を行っており、当分の間は村外からのご来島をご遠慮いただくお願いをしております。
 本村は、無医師地区で、医療機関は看護師のみ常駐する診療所であるため、入院病床はありません。当然、感染症指定医療機関もありませんので、村内で感染者が発生した場合の対応が厳しい状況にあります。
 つきましては、村外からのご来島については自粛していただきますようご理解とご遠慮をお願いいたします。

十島村「新型コロナウイルス感染症に関する村外からの来島者へのお願い」(4/21)

ストビューの代わりに空撮動画が見つかりました。

小宝島はハブ生息地の北限です。ただし、生息しているのはホンハブではなく、毒性がそれほど強くないトカラハブです。ネズミやカエルがいないこの島で、トカラハブは木に登って小鳥を捕食しているということです。

南西諸島にはハブのいる島といない島が混在しています。もともと陸続きだったのが、海面の上昇によって島が生じて生息域が狭まり、その後海面が下降したことでハブのいない島が生まれたのだと説明されることが多いようです。

小宝島の最高標高は103メートルです。奄美大島の西にある喜界島は214メートルですが、喜界島はハブのいない島です。海水面の上昇下降は一律だとしても、地盤の隆起沈下は局所的なものでしょう。当然に後者の要素が加わっているものと思われます。

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