旧阿寒町の中徹別が最高気温全国1位

2019年には最高気温全国1位が北海道の観測地点だったのが次のように4回ありました。

  • 4月17日の鶴居(釧路市)27.1℃
  • 5月6日の湧別(湧別町)28.0℃
  • 5月26日の佐呂間(佐呂間町)39.5℃
  • 5月28日の津別(津別町)30.8℃

今年はまだ1度もなかったわけですが、5月30日の最高気温上位6地点を北海道が独占しました。5月末のこの時期は道東から最高気温全国1位が出やすい時期なのだろうと思われます。

  1. 32.5℃ 中徹別(釧路市)12:35
  2. 32.4℃ 浦幌(浦幌町)14:16
  3. 32.3℃ 帯広(帯広市)13:19
  4. 32.3℃ 池田(池田町)14:00
  5. 32.2℃ 足寄(足寄町)13:27
  6. 31.9℃ 女満別(大空町)12:43

5月30日の全国1位・中徹別(なかてしべつ)観測所は、去年4月17日に全国1位だった鶴居の隣接地点です。両者は15キロほどしか離れていません。5月30日の鶴居は31.5℃で全国10位タイでした。

アメダス中徹別

中徹別のアメダス観測地点は航空写真ではそれらしき囲いが見つかりますが、ストリートビューでは道路脇の樹木に遮られてしまって、風向風速計などを確認することができません。旧阿寒町役場から9キロ以上離れています。

ストビューで中頓別から鶴居方面に国道274号線を東進してみたら、「オリヨマップ」という看板が目につきました。看板の設置者は釧路市であり、ローマ字で「Oriyomappu」と記載されています。2012年6月撮影のストビューを埋め込みました

看板付近にはJAの飼料センター以外に何の施設もなく、畑が広がっているだけです。納沙布岬や野寒布岬だけでなく、北海道には比布に達布など「~ップ」で終わる地名は少なくありません。私が「~マップ」に過剰反応したのかもしれません。

「オリヨマップ」とは地名のようですが、グーグルマップで検索しても地理院地図で検索してもオリヨマップ川しかヒットしません。どうやら開拓時代から10年ほど前までの地名(字)のようです。

釧路市阿寒町地区 町名等改正基本計画書 11ページ

左下隅の黄色の箇所には飛び地の中に飛び地があります。まるでルソン島のタール湖のようなもの(タール湖の中の島の湖に島がある)です。今ではオリヨマップは川の名前として残っているだけのようです。

さて、阿寒町は2005年に釧路市と合併しています。もともとは釧路市、釧路町、阿寒町、鶴居村、白糠町、音別町の6市町村による合併計画だったようです。2004年3月に釧路町が、同年5月に鶴居村が、2005年1月に白糠町が離脱して、結果的には音別町を加えた3市町による飛び地合併となりました。

飛び地合併
新釧路市ガイドブックの裏表紙

緑が旧・釧路市、ピンクが旧・阿寒町です。こうして見ると、飛び地となった旧・音別町(おんべつちょう)は、たしかにミロのビーナス像の胴体部分に似ています。少なくとも群馬県の鶴より妥当性を感じます。合併から抜けた白糠町のおかげで形は維持されました。

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