東京はいつ? 6月第1週のカラオケ店舗再開状況

◆第2波の東京でカラオケ店に対して時短営業要請が出ましたので、各チェーン店の動向を集約しました(↑)。このページ(↓)は2020年6月初旬の営業再開状況をまとめたものです。


ようやく埼玉県が休業要請を解除しましたので、残すは東京のみとなりました。シリーズ5回目となりますが、カラオケ店舗の再開状況と再開後の様子の変化を主に検温の有無に焦点を当ててまとめてみました(私は検温歓迎のスタンスです)。まず4大チェーンの再開状況です。

都道府県まねきBEBanカラ館
北海道再開6/16/1再開
青森県5/115/145/16(なし)
岩手県5/85/125/165/7
宮城県5/85/125/165/7
秋田県5/16(なし)5/17(なし)
山形県5/166/15/17(なし)
福島県5/165/165/17再開
茨城県5/255/255/26再開
栃木県5/165/165/17再開
群馬県再開6/15/30再開
埼玉県6/56/56/56/5
千葉県再開6/16/1再開
東京都未定未定未定未定
神奈川県再開5/275/27再開
新潟県5/175/225/18(なし)
富山県再開5/305/29再開
石川県再開6/16/1再開
福井県5/186/55/18(なし)
山梨県5/245/245/24(なし)
長野県5/115/165/16(なし)
岐阜県5/165/225/19再開
静岡県5/185/185/18再開
愛知県再開6/16/1再開
三重県5/165/165/17(なし)
滋賀県再開5/165/19(なし)
京都府再開6/16/15/23
大阪府再開6/16/15/23
兵庫県再開6/16/15/23
奈良県再開6/16/1(なし)
和歌山県(なし)(なし)5/23(なし)
鳥取県(なし)(なし)5/165/7
島根県(なし)(なし)5/16(なし)
岡山県5/115/165/165/7
広島県5/235/265/23再開
山口県5/11(なし)5/165/7
徳島県5/95/165/165/7
香川県5/85/165/16(なし)
愛媛県5/115/165/19(なし)
高知県5/95/16(なし)5/7
福岡県再開6/16/1再開
佐賀県再開5/145/16(なし)
長崎県5/165/185/17(なし)
熊本県(なし)5/235/21再開
大分県5/115/165/17再開
宮崎県5/115/165/16再開
鹿児島県5/165/165/17再開
沖縄県5/155/155/16再開
各サイトを6月4日夜に閲覧

カラオケ喫茶っぽい店舗でマスクしたまま歌っているニュース映像を見たことがありますので、快活クラブでマスク着用のまま歌ってみました。まあ、ヒトカラの場合、必然性はありません。率直に言えば無理です。だんだんずれてきます。5曲試したところで断念しました。ビブの練習としてはいいかもしれません。

まねきねこ

「感染防止ご協力のお願い」は2週間前の前回集約時と変わっていないものと思われます。 「ゴミのお持ち帰りにご協力ください」は持ち込み可の店舗ならではなのかもしれません。入店時の検温は明示されていません。

ビッグエコー

新型コロナ対策の動画が公開されています。

実はもう行ってきました。受付時の検温はありました。動画と同じようにビニールカーテンの下から手首を差し出しました。会員証を提示しているのに名前を書かせるというこれまでのスタイルは伝票の関係で仕方がないのでしょうが、いちいちペンを消毒する必要が生じるはずです。そこはシステムの改善が求められます。

ビッグエコー歌唱・飲食以外はマスク着用

ヒトカラの場合、ルーム内ではマスクする必要はありません。 「歌唱及び飲食以外」がないのがヒトカラです。そのままドリンクバーに行こうと部屋を出て、慌ててマスクを取りに引き返すことなります。マスクはドアの近くに置いておくべきです。

ビッグエコーのトイレは蓋をして流せ

トイレは蓋をしてから流せというのはSARSを経験している香港では早くから新型コロナの感染対策として呼びかけられていました。日本ではあまり強調されることがありません。蓋のないトイレを設置している商業施設も少なくないのが実情です。これは店舗独自の対策なのかもしれません。

BanBan

前回はなかった「新型コロナウイルス感染拡大防止対策について」には検温については触れられていません。

カラオケ館

前回集約時にはなかった「新型コロナウイルスに対する当社の感染防止対策」が掲げられています(URLは前回と同じです)。「受付時、お客様の検温の実施(37.5度以上でご利用のお断り)」ということです。

「3名様以上のご利用のお客様にマイクシャワーの貸し出し」とありますが、この「マイクシャワー」が私が持っているものと同一商品だとすれば主成分はエタノールです。ちなみに、キーボード上に置いたボールペンはノック部分が通電ゴム製ですので、デンモクのタッチパネルが反応してくれます。非売品というのが残念ですが…。

マイクシャワー

「清掃完了後、アスファ水の噴霧」とあります。「アスファ水」を調べてみると微酸性次亜塩素酸水でした。次亜塩素酸水についてはWHOも日本政府も新型コロナウイルスに対する除菌効果を認めていません(静岡市などは自動噴霧器を撤去)。消臭効果はあるはずです。

「全従業員がフェイスシールドの着用」というのもあります。たしかに飲食物のルームへの配膳時は着用していたほうがいいのではないかと思われます。

ジャンボカラオケ広場、カラオケルーム歌広場

関西が本拠のジャンカラは対策を施したうえで全店で営業再開しているようです。機械受付なら検温はないことになります。

首都圏展開の歌広場は5月27日から神奈川8店舗、6月1日から千葉10店舗が時短で営業再開しています。埼玉についてはまだ触れられていませんが、この週末は営業するはずです。「お客様のご協力をお願いします」では検温ありのようです。

コート・ダジュール、快活クラブ

コートは「全店営業中」ということですので、都内でも開けているものと思われます。もともと東京ロードマップ自体が付け焼き刃で作成されたものだという印象しかありません。都知事は「毎日が政見放送」に満足しているのかもしれませんが…。

複数のクラスターが発生したスポーツジムがステップ2に属しているのに、クラスターが起きていないカラオケ店やパチンコ店がステップ3なのはなぜなのか、噛んで含めるような説明を聞きたいところです。

コートの「新型コロナウイルスに対するお客様へのお願い」には 「体温が37.5℃以上の方は、ご入店をご遠慮くださいませ」とありますが、検温の有無は触れてありません。なお、この間、私は何度か快活に行きましたが、検温はありませんでした。ネカフェもステップ3ですが、快活は全店平常営業しているものと思われます。

JOYSOUND

5/22から32店舗で営業再開していたJOYSOUNDは、その後、5/28から福島、茨城、神奈川、愛知、広島の20店舗、6/1から愛知2店舗、6/3から富山、茨城、千葉、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡の29店舗が再開しています。

使い捨てのマイクカバーはヒトカラでは有効ですが、タカラでマイクを使い回すならあまり意味がないのかもしれません。結局、マイマイクが一番いいわけです。JOYのマシンも前面端子にしてほしいものです。

コロッケ倶楽部

前回の集約以降、5/27までに茨城と神奈川で、5/30から兵庫、6/1から福岡が営業再開しています。残る都内4店舗はこの週末までは休業するようです。 「適切な感染予防対策」については相変わらず触れられていません。

JOYJOY、亜熱帯

都内に店舗展開していないJOYJOYは全店再開しています。営業時間も朝まで(週末24時間)です。亜熱帯も全店24時間営業です。次亜塩素酸水による空間除菌を継続しているのかどうか、検温しているのかどうかはわかりません。

わくわくカラオケグループ

6月1日から一部店舗を除いて営業再開しているようです。東京と千葉については、 「1名様または同居ご家族のみのご案内になっております」とのことです。検温の有無はわかりません。

ラウンドワン

ロープで動線を整えて2人1組で検温していました。せっかくですから何度だったのか教えてもらえればありがたいのに、と思ったりもします。会話はしないほうがいいのだろうと思って聞いていませんけど…。

受付は機械式ですが、名前と連絡先を紙に記入させられました。ラウンドワンの本店は堺です。ペンを使わなくてもいいように大阪コロナ追跡システムのQRコードシステムにしてくれ、と。

デンモクのシール
ラウンドワンのマイク

デンモクやマイクには「アルコール消毒済みです」のシールが貼ってあります。再開に備えて知恵を絞ってきたことが伺われます。店員がドリンクバーのグラスとともに消臭スプレーを持ってきてくれました。はたして「ミントの香り」はウイルスに有効なのでしょうか。本物のミント含有なら虫よけにはなりそうですけど…。

消臭スプレー

30分ごとにドアを開放しての換気を求められます。最初の女性店員は3回とも採点が終わったタイミングでノックして入ってきました。ということは、ドアの外で入るタイミングを見計らっていることになります。客は私1人ではないのですから、かなりの手間だろうと思われます。

30分ごとにドアを開放して換気

後半のバイト君も間奏時でした。お互いにやりにくいわけで、持続可能性としては疑問符がつきます。換気中は歌っていても構わないようですが、私はガイドボーカルを流しています。上の写真を歌いながら撮っているのは、左の画面が自動で切り替わるので、休憩中にこの画面が出るとは限らないからです。

ラウンドワンではリモートカラオケを展開しています。北海道のルームと沖縄のルームをつなぐことが可能です。同じ店舗のルーム同士もつなげられるわけですので、4人で行くと2人ずつ2部屋に案内されることになるようです。

カラオケレインボー

先行した栃木と和歌山に続いて、5/29に茨城、5/30に群馬、6/1から東京と埼玉を除く全店舗で営業を再開しています。検温の有無については触れられていません。

カラオケ歌屋

歌屋は北海道のローカルチェーンです。6月1日から一部を除いて営業再開しています。動画は一般的な事柄です。

「営業再開のお知らせ」によれば、しばらくの間は飲食物の提供は行わず、持ち込みOKにしているようです。タンバリンやスマホ充電器の貸し出しも暫定的に停止しています。検温については触れられていません。

カラオケの鉄人

以前は2部制の営業でしたが、5/29から松戸店と新宿歌舞伎町一番街店を除いて通常の営業を再開しているようです。やはり利用者名簿への記入が求められます。

体調異常の有無も自己申告しなければならないようですが、どうやら検温はなさそうです。

パセラ

カラオケ店としてではなく個室レストランとして5月28日から営業を始めていましたが、6月1日から横浜と大阪の計3店舗はカラオケで営業再開しています。

カラオケマイム

何年か前に那覇店の前まで行ったことがあります。お昼からの営業ということで、その日はコロッケ倶楽部に行きました。正午開店の店はなかなかタイミングが合いません。新潟12店、山形4店、福島1店、沖縄7店という店舗展開ですので、6/5から深夜営業も再開しています。

カラオケマイム「~当社対策」

「新型コロナウイルス感染拡大防止による当社対策」に 「マイク使用におけるお客様お1人に付き1本の貸し出し」というのがあります。ヒトカラーには関係のない話ですが、ハウリングしないのなら、これはありでしょう。beyondコロナでは、できる工夫は試行錯誤でもやってみるべきです。

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