笠間ボンネット走行事件-逆走車は罪に問われないのか?

並走した青い車は逆走

住職が運転する乗用車がボンネットに人を乗せて1キロほど走行した事件は、4月4日昼過ぎに茨城県笠間市泉(旧・岩間町)で起きています。

笠間市泉の交差点

右上が「さんてす岩間店」で、左上が「セブンイレブン岩間泉店」です。ニュースで流されている動画はセブンイレブンで撮影されたもののようです。この交差点は4方向すべて交差点進入の右折レーンが設けられていて、交差点では3車線です。

30歳歯科衛生士の女をボンネットに乗せた78歳住職の乗用車は国道355号線を北上します。同時に歯科衛生士の女がもともと載っていた青い車はセンターライン側を並走しています。交差点の先の中央車線は反対方向の右折レーンです。

交差点の北は1車線

その先は片側1車線ですので、並走した青い車は明らかに逆走していたことになるはずです。

交番前?で停車

住職は女をボンネットに乗せたまま約1キロ走行したそうです。誰かがストップウォッチで測っていたわけではないでしょうが、報道では「約3分」ということです。1キロ3分なら時速20キロです。1キロ2分だとしても時速30キロです。動画ではもっと速いようにも思えますが…。

1キロ先には岩間交番があります。

岩間交番

青い車の運転手が通報して警察車両が待機していたとも考えられる一方で、土地勘のある住職が最初から交番を目指していたという可能性もないわけではありません。状況から殺人未遂で現行犯逮捕というのは仕方のないことですが、足を組む余裕があるのですから女性は自らボンネットに座ったと考えるのが自然です。

日本三大火防とは?

動画で邪魔になっていた看板は愛宕神社のものです。2019年6月撮影のストビューを埋め込みました。

矢印に従って左折すると「あたご天狗の森公園」があり、その奥に愛宕神社があります。「日本三大火防」で検索してみましたが、そんなものが実在するのかどうか怪しいところです。Wikipediaには次のような記述があります。

愛宕神社は、日本三大火防神社(日本火防三山)の一社としている。いわゆる「日本三大」であり、その他の社寺については詳らかでない。

Wikipedia>愛宕神社 (笠間市)

同じ笠間市内の稲荷神社は「日本三大稲荷」の3番手争いに好位置で絡んでいますが、「日本三大火防」は名乗りを上げる神社が笠間愛宕神社のほかにありません。

1908年(明治41年)10月発行の常山総水名勝古蹟の愛宕神社の項に「先年神社は野火の爲めに丸燒になりたり」とあり、明治末期に火難に遭ったとみられる。

Wikipedia>愛宕神社 (笠間市)

浜松の秋葉神社も1943年に山火事の類焼で燃えているようです。厚労省の送別会のようなもので、「火防」や「火除」の説得力が問われたに違いありません。

笠間ボンネット事件
ボンネット事件(地理院タイルを加工)

住職らの車は常磐道を石岡小美玉ICで降りているそうです。赤線がボンネットに乗せて走行した区間です。赤マーカーが住職の寺ですので、交番がそこにあることを住職が知らなかったはずはありません。

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