ミュージック音量「30」でも音が小さいとき

マイク音量とミュージック音量の比率

有線マイクを使う関係で、私はマイク接続のタイミングで音量を調整します。原則としてミュージック音量は触らず、マイク音量をミュージックの半分にします。エコーは問答無用で「9」に設定しています。ゼロでも構いませんが、エコーゼロに慣れすぎると、タカラで歌うとき違和感に苛まれることになります。

1曲歌ってみて、具合が悪ければ微調整するだけです。マイク音量が大きすぎるとオケが聞こえなくなり、逆に小さすぎるとオケに対抗するため無駄に声を張り上げることになります。適正値は人とマイクと部屋によって異なるもので、万人向けの黄金比などないという理解です。

最適!な設定
最適!な設定

先月、Aiでこんな(↑)部屋に当りました。マイク音量「38」とはハウリングしそうな数値です。私はエコーを「9」、マイクも「9」にして1曲目を歌い始めましたが、オケの音が小さすぎたのでAメロだけでミュージックを「24」に引き上げて、頭から歌い直しました。2曲目以降は「24、3、9、12」としました。

調整後
調整後

BGMはダムチャンネルの音量だと理解していいようです。カラオケそのものには影響しないはずですので、あまり触ることはありません。オケの演奏中に隣の部屋の音楽が聞こえてきたら、自分の部屋の音量が小さいのだと判断しています。

最近、マイク音量を下げるだけでなく、ミュージック音量を上げるケースが増えてきたように思われます。ミュージック音量を上げて爆音になっても迷惑なだけですから、念のためにガイドボーカルを流して廊下に出て確認することもあります。

快活B
標準15152525
調整後2415912
BEB
標準3062530
調整1286914
調整2286912
BEB
標準2882328
調整後288914
快活B
標準17151516
調整12415912
調整22515910
▲音量設定

ヒトカラを始めた初期の頃はとくに気にすることはなく、基本的には部屋の初期設定のままで歌っていました。遅くともLIVE DAMスタジアムの2015年には、マイク音量をミュージック音量より下げて歌うようになりました。

音量を上げても音が大きくならないとき

適正値を探るには、一般的にはカラオケ機器本体のツマミをいじれば済むわけですが、ごくまれにそうでないときもあります。ミュージック音量を「30」にしても、おそるおそる「40」にしても、全然物足りないのです。出そうと思えば自宅PCのほうがはるかに大きな音量が出ます。

私が2度ほど経験したのは、アンプのマスター音量が抑えられているケースでした。

アンプのマスター音量
アンプのマスター音量

一般的にアンプはカラオケ機器の下に備え付けられています。表に出ていますので、触ろうと思えば誰でも触れる環境にあります。客が帰れば店員は本体の設定をリセットしますが、アンプの目盛りを確認することはまずないものと思われます。

客の中には酩酊者もいるわけですし、悪意なく触ってしまうこともあり得ないわけではありません。これまで2回経験しており、出現率は1%以下です。1回目は店員を呼んで試してもらいましたが、あまり頼りになる店員ではありませんでした。

私からアンプで解決するかもと言い出して、部屋変えせずに済みました。2回目は、1回目の経験から店員を呼ぶ前に自己解決しました。私が経験したのは2度ともアンプ音量が絞られていたケースですが、逆だとしたら爆音に驚くことになったはずです。

音量の数値は部屋によって異なりますが、40でも物足りないときはアンプのマスター音量を疑うべきです。普通そこは触らないだろうというツマミがいじられていることはあります。

第163回イチ抜けは「Canary」

第163回は精密DX-Gの音程回でした。イチ抜けは「Canary」です。私はこの曲でローマ字入力をマスターして2台目のワープロ専用機を買いました。9回目の入賞でイチ抜けです。作詞の松本隆は37曲目、作曲の「SEIKO」は3曲目のイチ抜けとなります。

松田聖子のアイドル時代のアルバム曲で「SEIKO」名義の作詞あるいは作曲の楽曲は次のとおりです。私はチーム松田聖子の作曲として理解しています。

発売年月アルバム曲名作詞作曲編曲
1983年06月ユートピア小さなラブソングSEIKO財津和夫瀬尾一三
1983年12月CanaryCanary松本隆SEIKO大村雅朗
1984年11月Seiko・Townとんがり屋根の花屋さん松本隆SEIKO大村雅朗
1984年12月Windy Shadow薔薇とピストル松本隆SEIKO大村雅朗
1986年06月SUPREME時間旅行松本隆SEIKO井上鑑
1987年05月Strawberry Timeシェルブールは霧雨松本隆SEIKO大村雅朗
▲「SEIKO」名義の作詞または作曲

決勝第2ラウンド進出13曲のキー変更は次のとおりです。私は最高音をとりあえずファ(mid2F)に設定します。女性曲はキー上げオク下ですが、竹内まりやと松任谷由実はキー下げで対応できる曲が多いようです。

第163回決勝ラウンド

第163回の決勝ラウンドは、第1ラウンドが得点上位13曲、第2ラウンドが音程上位13曲の2セットです。マイクは第1ラウンドも第2ラウンドも有線のAT-PV1000でした。今回も前後半でMIC1とMIC2に接続するつもりでしたが、第1ラウンドでは後半のMIC2で音が出ませんでした。

そこで、前半はライブサウンドONで歌いましたので、後半はライブサウンドをOFFにして歌いました。大差はないと思っていましたが、13曲の平均で1点差でした。第2ラウンドは前半をMIC1、後半をMIC2としました。

1rd前半1rd後半2rd前半2rd後半
95.694.6得点96.496.4
93.993.0素点94.794.8
1.71.6ボーナス1.71.6
445.2438.6チ計446.5449.0
86.185.4音程86.586.5
86.385.4安定性86.986.4
88.286.8表現力92.091.0
96.795.0リズム95.297.5
88.086.1V&L85.987.7
70.669.5抑揚75.874.8
12.39.7しゃくり14.810.6
9.06.2こぶし10.37.4
0.20.4フォール0.00.1
6.25.9ロング6.05.9
7.56.9ビブ7.27.6
30.525.9ビブ秒29.825.0
35.831.3ビブ回36.529.8
▲第163回決勝ラウンド

2015年の第89回決勝ラウンドでは、ミュージック音量マイク音量とミュージック音量マイク音量を試したことがあります。のほうが明らかに歌いにくく、それは点数にも反映されました(マイクはOM3)。一般的な初期設定はミュージック音量マイク音量です。それなりに声量がついてくると、のほうが歌いやすくなるもののようです。

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