旧・統一教会の宇都宮心情文化教育センター

宇都宮家庭教会Webサイトに「宇都宮心情文化教育センター」が掲載されています。名前のとおりなら教団特有の「心情文化」を「教育」する施設ということになります。ということは、いわゆるビデオセンター的な役割を担っているのではないかと思われます。

なお、「◯◯県（市）教育センター」が各地にありますが、これは教育関係従事者の研修施設です。また、「◯◯文化センター」は一般的にはコンサートホールが多くなります。混同を狙って寄せたわけではないはずです。

宇都宮心情文化教育センターの所在地は「今泉町847-21 丸田ビル3F」とされています。県道125号線が東北新幹線とクロスする少し手前です。3階ですから新幹線の車窓からちょうど見える高さです。

2017年5月以降のストビューではビル案内板に「心情文化教育センター」と表示されています。2階の窓に青い瓶が並んでいるのは、2Fテナントが「ピーロート・ジャパン」というワインの輸入代理店だからです。各種ネット地図では次のように表示されます。

▲ネット地図の表示

ネット地図を「宇都宮心情文化教育センター」で検索してもヒットすることはありません。

宇都宮家庭教会はJR宇都宮駅から車で15分ほどです。心情文化教育センターは徒歩14分ですので、立地的にもビデオセンター臭が漂います。

宇都宮家庭教会は国道114号線沿いです。

最新2022年12月のストビューです。

駅前の宿郷町からの移転のようで、2012年5月に献堂式が開かれています。2015年10月のストビューまで「SMCビル」の看板が残っています。空気圧制御機器メーカーのSMC株式会社さんだとすると、競売ではないことになります。

献堂式に出席した落選中の前県議は心情文化教育センターに毎週通っているという挨拶をしていますので、2012年当時から心情文化教育センターは存在していたことになります（移転の可能性もあります）。

毎週通っていた人（↑）ではありませんが、昨日（31日）告示された栃木県議選立候補者の最高齢は82歳です。昨年9月の岸田総理の関係遮断発言後、世界平和連合栃木県連合会の代表をいったんは「辞める理由がない」としながら、結局は辞任しています。

また、昨年末には「投票率を上げなくていい」発言で物議を醸しています。定数5に対して6人立候補した前回の投票率は39.59%でした。今回は8人が立候補しています。