八千代家庭教会の教団旗が消えたのは退去? 

八千代家庭教会

京成本線の八千代台駅東口から徒歩10分弱にあったのが、旧統一教会(統一協会)の八千代家庭教会です。

八千代家庭教会
八千代家庭教会(地理院タイルを加工)

埋め込んだのは2019年3月撮影のストビューです。外階段の3階部分には教団旗だけでなく鉢植えがあります。別角度からはドアの横に下駄箱のような木製の躯体も確認できます。

最新2022年12月のストビューでは、これらがきれいさっぱりなくなっています。

八千代家庭教会は退去?

状況的に教団は退去したという理解で差し支えないものと思われますので、MAPのマーカーを薄いグレーに変更します。

教団サイトではフロア記載なし

教団サイトでは八千代家庭教会の所在地は「八千代市八千代台南1-19-11」とされているだけで、フロアの記載はありません。この住所地には「アベニール203」という建物名称の3階建てがあり、1階には不動産会社が入居しています。

アベニール203

フロア記載がない場合、とばっちりで必ず被弾するのは1階テナントです。最古2010年12月のストビューでは1Fテナントは薬局でした。2014年4月のストビューでは薬局は隣に移転し、2015年4月のストビューから「さんてらす」さんが入居しています。

3階外階段の教団旗は最古2010年12月のストビューから掲げられています。つまり、教団のほうが昔から入居しているわけです。免許番号からしても「さんてらす」さんの仲介で教団が入居したのではありません。

教団所在地にフロア記載があれば無関係かもしれないと慎重になりますが、フロア記載がないために外見的には「さんてらす」さんの所有しているビルに入居しているかのような誤解さえ与えてしまいかねません。

業務に差し支えるわけですから、オーナーに教団の退去を促すことになったことは想像に難くありません。不動産業者だけに「あっちが出ていかないなら、こっちが出ていく」の一言に重みがあります。実際にそうだとは限りませんが、この展開の可能性は大いにあります。

プレートは残っている(2023/10/14追記)

逆光で気づきませんでしたが、2022年12月のストビューで2階部分にプレートが残っているのがうっすらと確認できます。

八千代家庭教会のプレート

教団旗が消えたのは単に休みの日だったのかもしれません。鉢植えが消えたのは退去準備中とも考えられますが、とりあえず薄いグレーは解除しておきます。

八千代銀行と八千代市

さて、八千代市は1967年に市制施行していますが、八千代町が発足したのは1954年です。

1954年1月千葉郡大和田町と千葉郡睦村が合併して八千代町が発足
1954年9月印旛郡阿蘇村を編入
1967年1月市制施行して八千代市
▲八千代市

旧・八千代銀行が八千代信用金庫として発足したのも1954年です。

1954年1月代々木信用金庫と東神信用金庫が合併して八千代信用金庫
1991年4月八千代銀行に商号変更
2000年8月国民銀行の営業を譲り受け
2018年5月東京都民銀行・新銀行東京と合併して、きらぼし銀行
▲八千代銀行

たまたま同時期に「八千代」を名乗ったようです。

八千代市と旧八千代銀行本店
八千代市と旧八千代銀行本店(地理院タイルを加工)

2015年4月(教団名改称前)撮影のストビューです。

移転先はわかりませんが、北千葉教区ですので統合だとすれば千葉ではなく船橋(中央)になりそうです。

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