白土三平の「サスケ」こそ甲賀忍者ですが、「伊賀の影丸」や「服部半蔵」、「忍者ハットリくん」、それに司馬遼太郎の直木賞受賞作「梟の城」は伊賀です。フィクションの世界では伊賀が優勢のようです。
忍者と芭蕉で早くから観光地化を図ってきた旧・上野市は2004年11月に1市3町2村の合併で三重県伊賀市になっています。表面上は人口1万人の阿山郡伊賀町の名称が残って、人口6万人の上野市が消滅したわけです。
もともとは伊賀国ですから旧・上野市としては伊賀市を名乗りたくてウズウズしていたようです。伊賀鉄道上野市駅の名称は合併後もそのままですが、今年2月から駅舎に「忍者市駅」の愛称が併記されています。

伊賀市で最初に撮った忍者の写真はラッピング電車の網棚の上でした。よほどのことがない限り網棚が荷物で埋まってしまうことはありませんから、苦情は出ないことでしょう。運転席右後方の網棚が所定の設置場所ということです。
この忍者マネキンを市街地のあちこちでみかけました。どうやら街中の忍者はGWのフェスタ開催中のみ設置されるもののようです。忍者マネキンの写真はかなり古い個人ブログにも掲載されていますが、ストリートビューでは普通の街並です。





















各色の忍者衣装はレンタルされており、GW中とあってホスト側も忍者装束です。マネキンや看板だけでなくだけでなく、歩く忍者も多数見られました。キッズ層は忍者でないほうが珍しいくらいでした。街全体がテーマパークの勢いです。
最後は上野市駅の東側を南北に走る銀座通り沿いの石像忍者です。もちろん期間限定ではありませんので、これはストリートビューでも見られます。

さて、行く前から気になっていたのが、次の顔ハメのパネルです。誰が設置したかによって話が変わってきますが、よりによって駐車場に置く必要があったのかどうか詰問したくなります。2017年11月のストビューです。
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