田町駅東口交差点
JR田町駅には東京タワー側の三田口(西口)と海岸側の芝浦口(東口)があります。交差点名としては田町駅西口交差点と田町駅東口交差点です。

この配置なら北口と南口のほうがよさそうに思われます(改札は北改札と南改札が向かい合っていますが、これこそ東改札と西改札のほうが適切です)。神戸駅も同じようなものです。
次のストビューは田町駅東口交差点です。左端の赤い車の方向が田町駅になります。右手のエクセルシオールカフェ田町東口店が入居しているビルは2003年築です。

1970年代、ここにはアルファレコードのスタジオがありました。当時も1階には喫茶店が入居していたようです。「卒業写真」の2番で歌われる「柳」はこの近辺の街路樹がモデルだと言われています。
2番歌詞の「柳」は田町からアルファスタジオへ向かう道の海側歩道沿いの柳がモデルとされている。
Wikipedia>卒業写真 (荒井由実の曲) 2023/04/26閲覧
Wikiでは「要出典」タグが付けられているセンテンスです。1980年代か1990年代にはすでにそのように語られていました。具体的にソースを示すことはできませんし、私が最初に訪れたときにはもう柳を見つけることはできませんでしたけど…。
卒業写真の柳
「卒業写真」は1975年2月にハイ・ファイ・セットのデビューシングルとして書き下ろされました。荒井由実(松任谷由実)が3rdアルバムでセルフカバーするのは同年6月です。少なくとも1970年代はユーミンのセルフカバーを聴く機会はそれほど多くありませんでした。
ハイ・ファイ・セットの山本潤子と荒井由実では、柳の「ぎ」の高さが異なります。ハイ・ファイ・セットのオリジナルVerはフラットですが、セルフカバーでは「ぎ」が高くなります。オリジナルVerの間奏がセルフカバーに取り入れられています。
私がカラオケで歌うときは、同世代以上ならハイ・ファイ・セットで、年下が多ければ荒井由実で歌うことにしています。世代ギャップが生じることを知っているからです。面白いことに、ハイ・ファイ・セットVerの編曲は松任谷正隆ではなく服部克久です。
ちなみに、「卒業写真」の「あの人」とは同性の音楽の先生だそうです。あいにく、これも具体的なソースを示すことはできませんけど…。
銀座の柳は昔の歌謡曲にしばしば登場します。東京音頭では「花は上野、柳は銀座」です。銀座の柳もドンキの向かいあたりに少し残っているだけです。
さて本題です。旧・統一教会(統一協会)の中野家庭教会は中野区新井1丁目の薬師柳通り沿いにありました。2019年4月のストビューです。ビルの2階に入居していたようで、出前用?バイクの右に「世界平和統一家庭連合 中野家庭教会」のプレートが見えます。

退去してスポーツジムに
改称前の2014年2月のストビューでは、街路樹の背後の窓ガラスに教団旗が見えます。
最新2023年2月のストビューでは、2階にスポーツジムが入居しています。

事務所の賃貸借契約では解除通告は3~6か月前が多いはずです。銃撃事件は7月でした。8~9月に退去を求められた場合、冬から春にかけて退去していくことになります。もちろん、契約満了を待って更新しないという形で退去を促されるケースもあるはずです。
ビルの1室を借りている場合、よほど理解のあるオーナーでない限り、賃貸借契約の更新は難しそうです。つまり、もっと移転している拠点があるはずです。退去確認だけでなく移転先を見つける楽しみもあるわけです。

中野の新井薬師(梅照院)と足立区の西新井大師(總持寺)は同じ真言宗豊山派です。本堂の西に井戸が湧いたことから「西新井」とされており、足立区内には対になる「東新井」の地名はありません。
薬師柳通りについては、新井薬師と柳が結びつくわけではなく、昔から柳の街路樹だったから柳通りと呼ばれるようになったということです。
コメント