米内沢高校

2003年夏の高校野球決勝は、ダルビッシュの東北高校を常総学院が継投でかわして優勝しています。ウラ優勝校は秋田県の米内沢高校です。「よねうちざわ」では変換できませんでした。読みは「よないざわ」のようです。

米内沢高校は2003年当時には北秋田郡森吉町にあったようですが、森吉町は2005年3月に同じ北秋田郡の鷹巣町、合川町、阿仁町と合併して北秋田市になっています。北秋田市の名称は単に郡名を新市名にしただけのことのようです。

米内沢高校の閉校は2013年3月末です。北秋田市内の秋田県立鷹巣高校、秋田県立鷹巣農林高校、北秋田市立合川高校の4校が統合され、鷹巣農林高の校地に秋田県立秋田北鷹(ほくよう)高校が発足しています。

米内沢高校のWebサイトは現存しますが、もちろん統合後は更新されていません。Google EarthプロでWebサイト記載の所在地「秋田県北秋田市米内沢字長野岱118- 1」を検索してみました。

囲いのある野球場らしき施設と陸上のトラックが見えます。これは2010年10月に撮影された衛星写真です。その左側にある建物群が米内沢高校に違いありません。

ストリートビューは2014年7月撮影のものしかありません。この時点ですでに更地になっています。痕跡を探してみたところ、道路沿いに石碑が見つかりました。

「六十五年の」、「一万人余の」という断片的な文字を読み取ることができます。石碑の下部に彫り込まれているのは校歌なのでしょう。

同校Webサイトによれば開校は1945年とされています。学制改革による新制高校は1948年4月に始まっていますので、起算点を1948年とすれば石碑の「65年」と一致します。ここで間違いはないようです。

せっかくですからGoogle Mapで距離計測してみました。陸上のトラックは300mのようです。野球のグラウンドはホームからセンターまで120m級です。2003年当時は2クラスかせいぜい3クラスだったはずです。

広さだけなら贅沢な環境だと言えるのかもしれませんが、部員がそう多かったわけではないでしょう。外野の草刈りを思うと、羨ましい環境だったわけではないはずです。現存しないということは、そういう妄想に浸れるということでもあります。