コンビニの定義とかつてのコンビニエンスストア

社団法人日本フランチャイズチェーン協会の統計データ(頁末外部リンク参照)によれば、1983年のコンビニ店舗数は6,308軒、1998年には36,265軒、2019年7月で55,724軒です。

日本におけるコンビニ1号店は1973年開業のファミマ狭山店(現在の入曽店)と言われていますが、ちらほら見かけるようになったのは1970年代末と思われます。当時も「コンビニ」の名称はあったはずです。

ちなみに、私が初めて利用したコンビニは東京都中央区内のサンチェーンでしたが、すでに店舗自体がなくなっています。商業統計におけるコンビニとは、次の条件を満たすものに限られます(頁末外部リンク)。

  • 飲食料品を扱っている
  • 店舗面積が30m2以上250m2未満
  • 営業時間が1日14時間以上

やはり営業時間がキーになるようです。終日ではないにせよ、朝早くから夜遅くまで営業している小売店舗なら「コンビニ」と呼んでも差し支えなさそうです。ストリートビューで、こんな「コンビニエンスストアー」を見かけました。

埋め込んだのは2013年9月撮影のストビューです。この豊岡市の「コンビニエンスストアー」さんは、2000年から2007年の間に閉業しているようです。「コンビニエンスストアー」としての開業は1970年代末か1980年代初頭と思われます。

新規にオープンさせるならこの立地ではないでしょうから、もともと食料品や日用品を扱う店舗だったのだろうと推理します。

【外部リンク】
社団法人日本フランチャイズチェーン協会>1983年~1998年(店舗数)
経済産業省>商業統計 利用上の注意(4ページ目)

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