51週前の月曜日以来の300人台、どこまで下がるのか?

年末年始の旅行を計画してもいいものかどうか悩ましいところです。

実効再生産数はまだ0.6人台

今日(10/11)の新型コロナ感染者数は、青森、秋田、岩手、宮城、山形、山梨、鳥取、島根、鹿児島の9県でゼロ人、福島、滋賀、福井、和歌山、山口、香川、徳島、高知、大分、熊本、宮崎の11県で1人でした。

2桁は北海道16人、埼玉21人、千葉25人、東京と神奈川と大阪が49人、愛知15人、岐阜20人、兵庫11人、愛媛10人、福岡17人の11都道府県で、全国では369人でした。1日の新規感染者300人台は去年10月19日の316人以来となります。51週間前の月曜日です。52週間前の月曜日(10/12)は278人でした。

季節変動と考えるなら、そろそろ底付近のはずですが、全国の実効再生産数は10月10日で0.67です。去年8月1日以降の土曜日の実効再生産数をグラフ化しました。

実効再生産数の推移
実効再生産数の推移(東洋経済オンライン>新型コロナウイルス国内感染の状況

去年は10月第1週には実効再生産数が「1」を超えていましたが、今年は明日から上昇に転じたとしても「1」を超えるまで4~5週間を要します。なんらかの制限がかかるとしても、12月に入ってからになるものと思われます。来月いっぱいなら旅行の予定を立ててもキャンセルは避けられそうです。

Google予測値

実効再生産数が1未満に転じた日を都道府県ごとに集約してみました。10月10日時点で「1」以上は岡山、山口、富山、鳥取の4県ですが、感染者数は十分に抑制されており重傷者もこの4県で2人だけです。いわば数値上のマジックで「1」以上になっているだけで、ただちに危険な状況ではありません。

実効再生産数が1未満に転じた日
▲実効再生産数が1未満に転じた日

感染者数の多い大都市圏の実効再生産数は、10月10日時点で東京0.66、大阪0.72、神奈川0.73、埼玉0.63、愛知0.58、千葉0.66、兵庫0.69、福岡0.62、北海道0.73、沖縄0.56、京都0.68です。余裕はかなりありそうです。

最新(10/11)のGoogle予測値では、向こう28日間の新規感染者数が13,334人ですので、1日当たりでは476人です。9月24日を最後に半月以上Google予測値が2万人を超えたことはありません。第6波が来たとしても、やはり12月以降になるものと思われます。

Google予測値では13,334人のうち7,213人が大阪です。これが唯一の懸念材料ですが、大阪の検査数が多く陽性率はきわめて低いことから、あまり気にしなくてもいいのではないかというのが私の判断です。

というわけで、もうしばらく様子を見たうえで、例年どおりの年末年始の予定を入れようと考えています。

世界の感染状況

世界の感染グラフと日本の感染グラフに一定の関連性があることは広く知られていることです。

世界の新規感染者数の推移
世界の新規感染者数の推移(Johns Hopkins大、10/11)

2020年8月を第2波として考えるなら、第3波・第4波の谷間と第4波・第5波の谷間はほぼ同じ高さです。その水準が下限でそこから反転するのだとすれば、そろそろ谷間の底に差しかかりつつあります。感染者数上位30か国の感染状況は次のとおりです。

  • 9月第1週をピークに減少中(アメリカ)
  • 5月第2週をピークに減少中(インド)
  • 6月第4週をピークに減少中(ブラジル)
  • 9月第1週からほぼイーブン(イギリス)
  • 9月第2週を底に増加中(ロシア)
  • 7月第1週を底に増加中(トルコ)
  • 8月第3週をピークに減少中(フランス)
  • 8月第3週をピークに減少中(イラン)
  • 5月第4週をピークに減少中(アルゼンチン)
  • 7月第4週をピークに減少中(スペイン)
  • 6月第4週をピークに減少中(コロンビア)
  • 8月第5週をピークに減少中(イタリア)
  • 9月第4週を底に増加中(ドイツ)
  • 7月第3週をピークに減少中(インドネシア)
  • 8月第4週をピークに減少中(メキシコ)
  • 7月を底に漸増中(ポーランド)
  • 7月第1週をピークに減少中(南アフリカ)
  • 9月第2週をピークに減少中(フィリピン)
  • 7月第1週を底に増加中(ウクライナ)
  • 8月第5週をピークに減少中(マレーシア)
  • 4月第2週をピークに減少中(ペルー)
  • 8月第1週をピークに減少中(イラク)
  • 9月第3週からほぼイーブン(オランダ)
  • 8月第3週をピークに減少中(タイ)
  • 8月を底に漸増中(チェコ)
  • 9月第3週をピークに減少中(カナダ)
  • 9月第2週を底に増加中(チリ)
  • 8月第1週をピークに減少中(バングラディシュ)
  • 7月第2週を底に増加中(ルーマニア)
  • 9月第1週をピークに減少中(イスラエル)

最近の感染拡大地域は東欧とその周囲に限られていましたが、チリの動向が気になります。南米は真冬の7・8月に感染拡大がありませんでした。なお、インフルエンザに関しては少なくともオーストラリアでは今年も流行していません。

インドは5月から、ペルーは4月から若干の上下動はあるものの減少傾向が変わりません。ひょっとすると第6波はないか、来たとしても年明けにずれ込むかもしれないという期待が持てないわけではありません。

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