コロナの鏡、豪・アリススプリングス空港

アリススプリングス空港

「オーストラリアのヘソ」と言われることもあるのが、人口2.6万人のアリススプリングス(Alice Springs)です。

オーストラリア

アリススプリングスの空港は2023年3月時点では国内7路線が運航されています(ピンを打った7地点)。コロナ前はエアーズロック空港や西海岸パースとの便もありました。

2022年10月の衛星写真です。滑走路南の駐機場には50機ほどの機影が見えます。オーストラリアのコロナ感染率が40%を超えた時期です(日本の感染率はまだ30%に達していません)。

2022年10月のアリススプリングス空港

コロナで拡大された駐機場

2021年10月の衛星写真です。もっとギッシリ停まっています。100機近くステイしているようです。オーストラリアのコロナ感染率は0.5%より少なかった時期です。

2021年10月のアリススプリングス空港

2020年11月の空港はこうでした。オーストラリアでは冬の第2波が収まった頃です。

2020年11月のアリススプリングス空港

コロナ前の空港

コロナ前の2019年10月です。駐機場はもともとあったのではなく、航空機需要が減って格納庫が不足したために増設されたのでした。

2019年10月のアリススプリングス空港

というわけで、ブラウザに溜め込んでいたコロナ関連10個以上のブックマークをすべて解除しました。Johns Hopkins大による集約も3月10日で終了しており、最終集約時の世界の感染者総数は6億7661万人でした。

把握できない国や、把握しても公表しない国や、把握しようとしない国もあるわけですから、実態はその倍ぐらいではないかと私は思っています。夏になったら超過死亡率を集約するつもりです。

1918年3月頃から1920年にかけて流行したスペイン風邪は当時の世界人口18~20億人の3割ほどが感染し、死亡者数は5000万人とも1億人とも言われています。スペイン風邪にくらべれば、たいしたことはなかったということになります。

水曜どうでしょうのモーテル

さて、アリススプリングスと言えば、「水曜どうでしょう」の「オーストラリア大陸縦断3,700キロ」で2日目の宿泊地でした。どうでしょう班が泊まった1人当たり2000円の「それなり」のモーテルはここのようです。

水どうのモーテル

翌朝、一行は日の出前に起きてエアーズロック(ウルル)に向かいます。

エアーズロック

1997年のロケ当時は観光客が登山料を払って山に登ることができましたが(どうでしょう班は見るだけ)、コロナ前の2019年10月から観光客による登山は禁止されています。

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