山形県内の理容店サインポール調査がとりあえず一巡しました。MAPに反映したのは725軒です。漏れた店舗も多いでしょうがサンプル数としては十分です。その内訳は次のとおりです。
- 青・白・赤のフレンチ仕様(659軒)
- 緑・白・赤のイタリアン仕様(1軒)
- その他の色の組み合わせ(15軒)
- サインポール見当たらず(50軒)
結局、緑・白・赤のイタリアン仕様のサインポールが設置されていたのは真室川町の1軒だけでした。山形県に限れば、イタリアンは1÷725=0.14%という極めて低い設置比率になります。
このような多少の偏在はあるとしても、全国的なイタリアン比率は1%以上だと私は感じています。また、あくまでも私の個人的な印象ですが、イタリアンは西高東低ではないかと思われます。西日本では比較的容易に見つかります。
さて、練馬区の江古田銀座には「赤・黃・緑」のサインポールを設置している店舗がありました。2017年9月撮影のストリートビューです。
1950年代のアフリカ諸国独立運動で“アフリカの誇り”とされたのはエチオピアです。エチオピアは第二次世界大戦前からの独立国です。エジプト、リベリア、南アも戦前の独立ですが、エチオピア国旗の上から「緑・黃・赤」のトリコロールカラーは多くのアフリカ諸国の国旗に採用されています。

左から「赤・黄・緑」はギニア国旗です。この反転タイプ「緑・黄・赤」はギニアの隣国・マリの国旗です(下の地図の右肩に示されたバマコがマリの首都です)。そこに緑の星が入るとセネガル国旗になります。

まあ、さすがにサインポールが2色変わると、理容店のイメージからはかなり遠ざかってしまいます。
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