東日本に多い荒川
「荒川」の名称を持つ河川は北海道から沖縄まで全国に点在しています。「荒れる川」だから荒川なのだとすれば、あまり歓迎したくはありません。荒川は西日本より東日本に多く、宮城県内だけでも3本の荒川が見つかります。
- 河川コード8202010005(阿武隈川水系)
柴田郡村田町の松尾観音堂付近を源流として、柴田郡柴田町の一目千本桜付近で白石川に合流 - 河川コード8202030050(鳴瀬川水系)
仙台市青葉区との市町境にある黒川郡大和町の三峰山山頂付近を源流として、加美郡色麻町の花川ダム下流で花川に - 河川コード8202040038(北上川水系)
栗原市一迫柳目付近を源流として伊豆沼を経て登米市で迫川に合流
阿武隈川水系の荒川は、国交省の全国一級河川水質現況による「水質が最も良好な河川」の常連です。
2019年台風19号で決壊した荒川は北上川水系です。宮城県Webサイトの「令和元年10月12日~13日 台風19号による被災状況 箇所図」にドローンかヘリで撮影したと思われる決壊箇所の画像がありました。
画像中央が荒川で決壊箇所は左岸です。道路も冠水し右岸も越水しています。矢印の先の橋の右手に青っぽい看板が見えます。
青い看板の白鳥
看板の正体はこれだと思われます。2014年9月撮影のストビューです。
内沼や伊豆沼はオオハクチョウの越冬地として有名です。ラムサール条約の登録湿地は国内に50か所以上ありますが、登録1号は1980年の釧路湿原、登録第2号が1985年の伊豆沼と内沼です。
【外部リンク】
■宮城県>令和元年10月12日~13日 台風19号による被災状況 箇所図
コメント