空飛ぶ鳥居の天神橋三丁目商店街振興組合

899メートルで途切れるアーケード

てんとう虫の天神橋4丁目から高速を抜けると天神橋3丁目です。6丁目から続く商店街のアーケードは、天六商店街-天神橋筋五丁目商店街-天神橋筋4丁目北商店街-天神橋筋四番街と続いたアーケードは4丁目で途切れます。直線距離で889mです。

3丁目と4丁目の丁目境(地理院タイルを加工)

天神橋商店街を横切る阪神高速12号守口線は1968年開業です。現在の町域は1978年に定まっており、高速の北が4丁目、南側が3丁目です。4丁目と高速の間は、地理院地図ではアーケードがつながっているかのような表示ですが、実際には接続されていません。

2016年5月撮影のストビューを埋め込みました。せいぜい50センチ程度と思われますが、アーケードと高速道路の外壁には隙間があります。高速をすぎると3丁目11番街区に入ります。1軒分だけのアーケードが高速道路が高架下に設置されています。横断歩道にはアーケードはありませんので、今度は13~14mほどの空白が生じています。

4色(萌黄、浅葱、桔梗、真朱)の空飛ぶ鳥居

天神橋三丁目商店街振興組合の名物は4色の空中鳥居です。北から萌黄が4基、浅葱も4基、桔梗が3基、真朱が5基、計16基が設置されています。2014年8月撮影のストビューです。

この4色と16という数にどういう意味があり、どのような理由でこの配列になったのか気になりますが、三丁目商店街の公式サイトではとくに説明はありませんでした。

天神橋3丁目
3丁目(地理院タイルを加工)

天神橋3丁目の場合、域内に駅はありません。このため略称としての「天三」が「天五」と同じレベルで浸透しているようです。ただ、「天五」と違って東西への広がりは見られません。桔梗と真朱の間にある東西の通りは寺町通りです。そろそろ天満宮が近づいてきました。

大阪天満宮の西約1.1キロに「お初天神(露天神社=つゆのてんじんしゃ)」があります。露天神社の五祭神は、大己貴大神、少彦名大神、天照皇大神、豊受姫大神、菅原道真の五柱です。創建が7世紀とも言われていますので、必ずしも道真由来の神社ではありません。私はかなり長い間、大阪の天神祭とはお初天神の例祭だと思っていました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました