9本の道路が集まる河内長野市の七つ辻交差点

大田区南蒲田2丁目、東六郷1丁目、南六郷1丁目、萩中1丁目の町域境にある「七辻交差点」は、信号機のない七差路として有名です。交差する7つの道路はすべて区道のようです。怖いもの見たさで通ってみたことがありますが、「日本一ゆずり合いモデル交差点」の看板とは裏腹に、チャリが減速せずに通過していました。

七辻交差点
七辻交差点(地理院タイルを加工)

河内長野市の本町七つ辻交差点は国道170号線の旧道(=府道20号線)、国道310号線、国道371号線の旧道と市道がクロスする七差路です。さすがに国道ですので信号機はあります。車で交差点に進入できるのは黄色のセンターラインがある4本の道路だけです。市道は一方通行になっています。

本町七つ辻交差点

Wikipediaには次のような記述があります。交差点名称としては「七つ辻」ですが、実際には9本の道路がこの交差点に集中しています。

国道170号(旧道、府道20号)・国道310号・国道371号(旧道)と市道が交差しており、「七つ辻」の名の通り7つの道路が集まっている。この交差点には、さらに幅員1m未満の市道に加え、数メートルほど東寄りには長野商店街の西商栄通りがあり、これらを加えると実に9本の道路が集結していることになる。

Wikipedia「本町(七つ辻)交差点」(2020/12/09閲覧)

2014年12月のストビューを埋め込みました

角敷地の信用組合の右側にはアーケードの長野商店街(9:00-21:00歩行者専用)があります。下の地図の4番の道路です。信用組合の左側にはフェンスに挟まれた狭い道があります。地理院地図では3番です。この2本は「七つ辻」にカウントされていません。

河内長野の七つ辻交差点
本町七つ辻交差点(地理院タイルを加工)

3番の道路は車が通れる道幅がありません。ストビューで見える信用組合の辺りではそれなりの道幅ですが、奥へ行くと自転車ですれ違うのは難しくなります。地理院地図で青く表示されていますので、もともとは水路敷です。不動産・建築系では青道と呼ばれるものです。

Wikipediaでは3番を「市道」としていますが、この青道は「認定外道路」または「法定外道路」です。「市道」は道路法上の道路となりますが、この道幅で「市道」認定されることはあり得ません。本当に「市道」なら信用組合の敷地は削られることになります(Wikipediaには「法定外公共物」のページもあります)。まあ、市が(ソフトに)管理しているという意味では「市道」と言えなくもありません。

3番の水路敷に並行する4番の商店街は通行制限の交通標識がありますので道路法上の道路です。長野商店街のアーケードは1954年完成のようですが、七つ辻交差点から駅前のショッピングモールまで東に伸びる部分については、実質的にも名目的にも商店街としての機能を喪失しているものと思われます。

長野商店街のストビューは2017年12月、2018年10月、2019年8月の3パターンあります。3回ともストリートビュー・カーで撮影したものではなく、バックパックで人が背負って歩くトレッカー撮影のようです。2017年12月撮影のストビューです。

理髪店のサインポールが表に出ていますので、ストビューが撮影されたのは早朝というわけではありません。すくなくとも新聞配達は終わっている時間帯です。ゴーストタウン感がなくもありません。

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