陸自ヘリが離陸した宮古島駐屯地は2019年開設

熊本から1000キロ

陸上自衛隊の高遊原(たかゆうばる)分屯地は熊本空港に併設されています。熊本空港から宮古島まで直線で約1000キロです。

熊本から宮古島まで1000キロ
熊本~宮古島(地理院タイルを加工)

消息不明の陸自ヘリは「UH-60」型だそうです。航空写真では高遊原分屯地に同型機と思われるヘリが停まっていました。

Wikiには次のように記載されています。空自仕様の場合です。

乗員: 5名
全長: 19.76m
全幅: 5.43m
全高: 5.13m
ローター直径: 16.36m
最大速度: 約265km/h=M0.22 (143kt)
巡航速度: 約235km/h=M0.19 (127kt)
航続距離: 約1,295km
実用上昇限度: 約4,000m (13,500ft)

Wikipdea>UH-60J (航空機) 性能・主要諸元 (UH-60J 航空自衛隊仕様)

新設駐屯地

救援用にも使われる陸自のヘリですから、乗員以外にある程度の人数が乗れるはずです(計15名ほど乗れると報道されています)。着任したばかりの師団長は自分の受け持ちエリアを把握しておきたいということだったのでしょう。

熊本から直接飛んだわけではなく、宮古島分屯基地を15時46分に離陸して17時05分に戻ってくる予定だったようです。宮古島駐屯地は2019年3月に新設されたばかりです。2017年10月の航空写真ではゴルフ場でした。

元はゴルフ場

最新の航空写真ではこうなっています。

宮古島駐屯地

17時過ぎに戻ってくる予定だったのなら、事故の夜は宮古島泊の段取りだったのでしょう。強行スケジュールというわけでもなさそうです。

陸上自衛隊の師団と旅団

陸上自衛隊の師団・旅団は複雑なナンバリングでとても覚えられません。無理に数字でなくてもいいような気もします。

北部第2師団旭川(北海道旭川市)
北部第5旅団帯広(北海道帯広市)
北部第7師団東千歳(北海道千歳市)
北部第11旅団真駒内(北海道札幌市)
東北第6師団神町(山形県東根市)
東北第9師団青森(青森県青森市)
東部第1師団練馬(東京都練馬区)
東部第12旅団相馬原(群馬県榛東村)
中部第3師団千僧(兵庫県伊丹市)
中部第10師団守山(愛知県名古屋市)
中部第13旅団海田(広島県海田町)
中部第14旅団善通寺(香川県善通寺市)
西部第4師団福岡(福岡県春日市)
西部第8師団北熊本(熊本県熊本市)
西部第15旅団那覇(沖縄県那覇市)
▲陸自の師団と旅団

陸自だけに航空隊についてはバランスがとれているとは言い難いところがあります。

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