海南島東岸の中国スパイ気球発射基地

バンキシャ!の画像

19日放送の日テレ系「バンキシャ!」で偵察気球の発射基地がほぼ特定されています。既存の軍事施設ですので、専門家なら絞り込むことはそんなに難しくなかったと思われます。なお、TV映像では東西南北が反転しています。あの海岸線は海南島の西側にはありません。

まず、発射基地になる前の2010年の衛星写真です。

基地になる前

2016年の画像ではTVで計測していた長さ61mの飛行船のような物体が写っています。

中国気球基地の飛行体

2023年1月の画像です。迷彩模様のレーダードームもくっきり捉えられています。

2023年1月の画像

座標は18.9391 110.4730

Google Mapを開いて「18.9391 110.4730」で座標検索すれば、誰でも最新画像を見ることができるはずです。あるいは「縁海製氷廠」で検索して道路沿いに北上すれば円形が見えます。「萬寧浮升器陣地」の名称のようですが、これではヒットしません。

ここまで情報が出てくるとは私は思っていませんでした。気球がICBM基地の上空に滞在・通過したことが問題だったのではなく、それが民間人の目に触れてメディアが騒いだことが問題だったわけです。情報統制が効かない社会では目に見えてしまうと収拾は容易ではありません。新しい国際秩序を模索することになるのでしょう。

海南島、とりわけ南部は軍事基地の密集地帯です。上の画像で迷彩レーダードームは3個ありますが、これをワンセットで1か所と数えたとしても両手で足りなくなってしまう数です。相互に干渉しないのか心配になります。

海南島の軍事基地

榆林海軍基地の空母も写っていました。榆林基地は緑のピンの近くです。

どう見ても空母

海南島の軍事基地ツアー

海南島北部のレーダー施設です。

抱利村雷達站

南部のレーダーサイトです。屋根なのか金色にも見える部分がありますが、これも迷彩目的なのでしょうか? 逆に私はこれを目印に探していましたけど…。

神角雷達站

ビジュアル的な意味で私のお気に入りはこれ↓です。中央棟がまるで目のようです。1つ目の悪役キャラがいたような気がしますが思い出せません。黄金バットは4つ目のナゾーです。

布甫雷達站

どうせすぐに削除されるはずですが、2/19放映の元動画です。

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