昭島くじら祭
昭和町と拝島村が1954年に合併したのが昭島(あきしま)市です。立川と八王子に挟まれた地味な存在ですが、西と南は多摩川、北は玉川上水、東は残堀川(ざんぼり-がわ)と市境はほぼ川です。川に囲まれた「島」と言えなくもないのかもしれません。
約200万年前とされるクジラの化石が八高線の多摩川鉄橋下で発見されたのは1961年8月だそうです。クジラの化石は長野県からも出土していますが、松本は1986年の発見です。1960年代初頭に内陸でクジラの化石が見つかったのは画期的だったのかもしれません。
右下(青)が発見現場です。教育委員会の職員が盗難防止のためにテントで泊まり込んだこともあったそうです。
第50回と50周年記念は違う!
青梅線東中神駅前にはクジラのモニュメントがあり、「くじらロード商店会」もあります。
それどころか、「昭島くじら祭り」ではバルーン製のクジラの山車が登場するようです。8月25日と26日、4年ぶりに開催予定の今年の「昭島市民くじら祭」は50周年だそうです。
コロナ前の2019年は第47回です。開催しなくても回数はカウントされるのなら今年は第51回になるはずです。逆に中止の年をカウントしないのなら、今年は第48回のはずです。第50回の去年は中止だったようです。
今年は「50周年記念」であり、「第50回」ではありません。
来年は第52回なのか、それとも51周年にするのか、今から気になります。
昭島家庭教会
さて、中神駅から徒歩4分の昭島家庭教会は、教団サイトでは「昭島市玉川町5-22-12 101」とされています。ところが、Google Mapで「昭島家庭教会」を検索すると、北道路に面した分譲住宅がヒットします。文字で隠れていますが赤マーカーです。
実際の教団施設は黄色マーカーの共同住宅風の建物です。今は数棟の分譲住宅が建っている区画には、かつて大矢工業さんの金属プレス加工工場があったようです。
工場は玄関の位置が西道路の南寄りですので、教団施設と同じ住居表示「昭島市玉川町5-22-12」だったものと思われます。Googleさんの地図データとしては大矢工業が残っているということなのでしょう。
共同住宅風
教団施設が入居していると思われる共同住宅風の建物です(2人の信者ブログでこの物件の画像が示されています)。
2階ベランダには仕切りが2枚確認できます。2階は3室のようです。ただ、外階段が見当たりません。
玄関は共用です。ポストが4つ設置されていることから、2階3室、1階1室ということなのでしょう。共同住宅で1階が教団施設だとすれば、一般人がここの2階に住むのはかなりの忍耐力を必要としそうです。少なくとも日曜は早朝から数十人規模の礼拝があるはずです。
共用玄関は致命的です。会いたくなくても顔を合わすことになり、どこかの立てこもり犯のように妄想が捗ることになってしまうかもしれません。声を揃えて念仏を唱える系の宗教ではないとしても、会合があれば拍手ぐらいはするものでしょう。
何も知らずに2階に入居したとしても長続きはしないものと思われます。非信者にとって快適な住環境ではないはずです。賃貸情報も見当たらないことから、一棟まるごと教団施設である可能性は高そうです。
もしそうだとすると、施設名称明記の観点から「昭島家庭教会」のプレートは玄関に掲示すべきであって、101号室ではアウトのはずです。
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