日出町(ひじまち)から玖珠町日出生(ひじゅう)まで最短10キロ

日出生小学校

裏金1070万・衛藤征士郎代議士の高校までの学歴は次のとおりです(最終学歴は早大修士です)。

1948年4月玖珠町立日出生小学校に入学
1950年4月玖珠町立森小学校に転校
1954年4月玖珠町立森中学校に入学
1957年4月大分県立森高等学校に入学
▲衛藤氏の出身校

地方ではありがちなことかもしれませんが、この4校はすべて閉校しています。

閉校時期統合跡地利用
日出生小2021年3月森中央小に統合
森小1967年3月森南部小との統合で「森中央小」三島公園
森中2019年3月町内7校統合で「くす星翔中」
森高2015年3月玖珠農高との統合で「玖珠美山高」くす星翔中
▲4校の閉校事情
日出生小学校跡

日出生小学校の「日出生」は「ひじゅう」と読みます。近くには陸上自衛隊の日出生台演習場があります。

日出生台演習場の検問所

日出町(ひじまち)

MS-IMEでもGoogle日本語入力でも、「ひじゅうだい」は「日出生台」に変換できますが、「ひじゅう」は「日出生」に変換できません。

「日出生」の案内看板

別府湾側には基礎自治体としての「日出町(ひじ-まち)」があります。日出町の西端と玖珠町日出生の東端は10キロほどしかありません。この距離なら日出町と日出生台は何らかの関連がありそうです。

日出生小学校
大分県北部(地理院タイルを加工)

「生」は100通り以上の読み方があると言われている最強のワイルドカードです。「日出町」も難易度高めの地名ですが、「日出町」を読めたとしても「日出生」のハードルは高いはずです。

後ろの「生」は「~ふ」「~う」「~お」

「麻生」の読みには「あそう」「あさお」「あざぶ」「あさぶ」などがあります。「生」がケツに回る「◯生」の場合、「生」の読みは9割方「~ふ」「~ぶ」「~う」「~お」の括りです。

この原則を知っていて「日出」を「ひじ」と読めるなら、「日出生」は「ひじお」or「ひじゅう」の二択まで絞り込むことができます。「生」部隊の中ではそれでも十両クラスです。

「◯生」の読み方例外1割に属するのは次のとおりです(「子生」は別稿)。

兵庫)相生市相生あいおい
東京)文京区弥生やよい
石川)小松市松生町まつおい-ちょう
徳島)つるぎ町半田松生まつばえ
岩手)遠野市青笹町中沢第17地割柈生はのきばえ
岡山)備前市日生町日生ひなせ
和歌山)田辺市中辺路町兵生ひょうぜい・ひょうぜ
鳥取)鳥取市竹生たけなり
▲「◯生」の読み
鳥取市竹生
鳥取市竹生(地理院タイルを加工)

「竹生」は、豊田市では「たきょう」、野洲市では「たけじょう」、福井市では「たこお」、能代市では「たこう」、小豆島では「たこ」です。琵琶湖に浮かぶのは「竹生島(ちくぶ-じま)」です。なにが何やら…。

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