忠別ダムのモータープール
MAPの並び順をどうしたらいいものか、しばし考えた末に無難に郵便番号順で行こうと決めました。手順の関係で、まずは最北のモータープールを探すことにしました。旭川に2か所のモータープールがあることは既知です。
旭川より高緯度のモータープールを探しているうちに、一般財団法人ダム技術センターの「ダムニュース」No.263がヒットしました(残念ながら旭川より低緯度ですが…)。
忠別ダムは,平成18年春から試験湛水を開始する予定となっており,今回は水をためる前の最後の親子見学会となりました。当日は,水源地域である東川町,東神楽町,美瑛町および利水者である旭川市から全部で236名の参加がありました。
今年は,忠別ダムインフォメーションセンター,取水塔・ダム堤頂部,モータープールおよび仮排水路の4箇所の見学を行いました。仮排水路は,今年度中には閉塞してしまう箇所であり,ダム下流面からダムの大きさや高さを実感できる場所ということもあり,参加者からは大きな歓声が上がっていました。
モータープールではダム建設現場で使用している大型重機を展示しており,普通ではなかなか見られない46tダンプトラックなどに搭乗したり,
一般財団法人ダム技術センター>「ダムニュース」No.263(平成17年10月)
忠別川は石狩川の支流です。建築・土木業界では工事現場や建設会社等の重機置場を「モータープール」と呼んでいるようです。あいにく忠別ダムは竣工から10年過ぎていて、重機が並んだモータープールはすでに存在しません。
重機置場
その方面でGoogleマップを検索すると、重機置場としての「モータープール」は結構な数がヒットします。
ところが、「モータープール」との看板はまず見当たりません。そもそも一般人の日常生活で重機置場に立ち寄ることはまずありません。
クレーン車なら遠くからでもわかります。ここを利用する人はごく限られており、重機置場であることは一目瞭然ですから、もし看板を設置するなら「無断立入禁止」になりそうです。
というわけで、重機関係のモータープールで看板まで掲げてあるケースは珍しいものだったりします。宮城県栗原市の重機置場です。
複数の業界で「モータープール」という言葉は使われており、一部では修理工場のニュアンスが含まれているようですが、車両の集積箇所であるという点では共通しています。
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