千歳烏山は「閑静な高級住宅街」なのだろうか？

京王線千歳烏山駅には、北口と南口にそれぞれ2社のバス停があります。小田急バスは両方にありますから「千歳烏山駅北口」バス停と「千歳烏山駅南口」バス停です。北口には関東バスの「千歳烏山駅」バス停があり、南口には京王バスの「千歳烏山駅」バス停があります。

バス停で降りて、360度見渡しても駅が見当たりません。「千歳烏山駅」バス停で降りたのに、肝心の千歳烏山駅が見えないのです。実際にはそれほど困るわけでもなく、最後に降りてストーカーになればいいだけですが…。

次のストビュー画像は北口の旧甲州街道沿いにあるバス停です。降車口から駅舎は見えませんが、ビッグエコーの角を曲がって商店街を3分ほど歩けば駅に着きます。

駅の東側の踏切は、京王線名物「開かずの踏切」として有名です。

さて、こんなニュースがありました（FNNプライムオンライン＞80代の男性に「謝れよ！」投げ・蹴り重傷負わせた20代夫婦を逮捕　自転車トラブル？高級住宅街が騒然　2024/01/23）。

20代前半の夫婦が自転車で信号待ちしていた80代男性を自転車ごと突き飛ばし、男が高齢男性をいったん起こしたうえで投げ飛ばし、女は倒れた高齢男性の腕を蹴り上げたということで、2人は逮捕されたそうです。

その場所は下の地図では青の✕印になります。

さっきのバス停のすぐ近くです。次のストビュー画像は、左がビッグエコーで旧甲州街道から駅方面を見ている画角になります（北から南）。画像中央の電柱のところにあるのが西友です。

事件は止めに入った通行人とのトラブルにも発展したようで、ニュースでは「およそ1時間にわたり閑静な高級住宅街を騒然とさせる」と報じられています。私の理解では、信号待ちしていた交差点はまだ商店街であって、住宅街ではありません。

旧甲州街道ですし、閑静ではなかろうと思われます。閑静なバス通りというのはミスマッチです。高級かどうかについては論評を差し控えますが、すくなくとも西友が建て替えられる前は、けっしてハイクラスとは言えない◎の焼き鳥屋があったはずです。

まあ、郵便局から先は住宅街と言ってもいいと思われます。この信号から徒歩3～4分で着く「ひかりの輪」道場も完全に住宅街です。

商店街にあるビッグエコーの交差点でトラブルが起きたことで、寺町方面に続く閑静な住宅街でも騒然としたということならセーフなのかもしれません。ただ、住宅街の住民が野次馬で集まって騒然となったという映像はありませんでした。