「しょう」の音を残して校名変更した商業高校

なんとか商業高校のリストが完成しました。まだ微調整が必要ですし、漏れている高校もあるでしょうが、これでようやくMAPに着手することができます。MAP作成の前に、気になっていたことを整理しておきます。

  1. 1948(私)北海商業学校→北高等学校
  2. 1948(私)松本商業学校→松学園高等学校
  3. 1959(私)浪華商業学校→浪高等学校(→大阪体育大学浪高等学校)
  4. 1977(私)鶴岡商業高等学校→鶴学園高等学校(→鶴岡東高等学校)
  5. 1990(私)大阪商業高等学校→大学園高等学校
  6. 1994(県)栃木県立佐野商業高等学校→栃木県立佐野陽高等学校(→栃木県立佐野桜高等学校)
  7. 1998(私)藤沢商業高等学校→藤沢陵高等学校
  8. 1998(県)滋賀県立彦根商業高等学校→滋賀県立彦根陽高等学校(→滋賀県立彦根西館高等学校)
  9. 2000(市)福岡市立福岡商業高等学校→福岡市立福高等学校
  10. 2001(私)米子商業高等学校→米子蔭高等学校
  11. 2005(県)埼玉県立浦和商業高等学校→埼玉県立戸田陽高等学校
  12. 2005(県)福岡県立門司商業高等学校→福岡県立門司大館高等学校
  13. 2005(県)長崎県立有馬商業高等学校→長崎県立島原南高等学校
  14. 2006(道)北海道室蘭商業高等学校→北海道室蘭東高等学校
  15. 2007(道)北海道士別商業高等学校→北海道士別雲高等学校
  16. 2007(県)和歌山県立新宮商業高等学校→和歌山県立新高等学校
  17. 2008(私)広島女子商業学校→→→広島洋高等学校
  18. 2011(県)秋田県立湯沢商業高等学校→→→秋田県立湯沢北高等学校
  19. 2013(市→県)能代市立商業高等学校→秋田県立能代陽高等学校
  20. 2014(私)大阪女子商業学校→→→あべの学高等学校
  21. 2015(市→県)別府市立別府商業高等学校→大分県立別府青高等学校

商業高校が非商業高校となるに際して、略称を用いることで「商」の字を残すパターンは松商学園や大体大浪商が有名です。「しょう」の音だけを残すパターンもありますが、この魁となったのは北照高校です。

「商業」を外したいという目論見と、痕跡は残したいという思惑のマッチングが絶妙です。70年前のセンスに敬服するしかありませんが、数十年後にこの顰に倣った改称が相次ぐことになるという予感はなかったのかもしれません。

佐野松陽、彦根翔陽、戸田翔陽、広島翔洋、能代松陽という具合に、「SYOUGYOU」から「G」を抜いただけの「しょうよう」高校が目につきます。

同じ「SYOUYOU」とはいえ、東海大翔洋は東海大一と東海大工の、益田翔陽は益田産と益田工の併合による校名変更であり、前身校に商業高校は含まれていません。また、茨城の翔洋学園高校は通信制であり、元商業高校ではありません。

「SYOUYOU」の先駆は、兵庫県高砂市の県立松陽高校かと思われます。高砂は松の枕詞です。神奈川、鹿児島、茨城、岐阜、秋田にも県立の松陽高校がありますが、商業高校の後身校は能代のみです(佐野は再改称)。

「柏崎商跡地の柏崎翔陽」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA