こけし塔の先に統一教会の作並研修センター

こけしと温泉

南東北の温泉は「こけし」とワンセットが定番です。2022年2月の大雪で頭部が落下した鳴子温泉の6mこけしは、同年11月末に縫合手術?が成功したそうです。

背景の公衆電話は降雪地帯仕様のとんがり屋根です。「こけし」の性質上、頭でっかちですから、ビジュアル的に融雪装置は難しそうです。まあ、傾いたとしても落ちないような工夫をすればいいわけです。

雪で頭が落ちた鳴子温泉の6mこけし

土湯温泉では荒川大橋に4体のこけしが立っています。

土湯温泉の荒川大橋のこけし

遠刈田(とおがった)温泉でも、松川に架かる遠刈田大橋が通称「こけし橋」と呼ばれています。

遠刈田温泉のこけし橋

秋保(あきう)温泉にも巨大こけしが設置されています。

秋保温泉の巨大こけし

そういえば、肘折も「こけし」の産地です。

作並温泉の「こけし塔」

仙山線・作並駅は仙台駅から40分ほどです。面白山の麓であり、広瀬川の上流部になります。

作並
作並(地理院タイルを加工)

作並駅から国道48号を温泉街に向かい徒歩10分ほどで、親子であろう3体の「こけし塔」がお出迎えしてくれます(仙台駅から作並駅経由で作並温泉元湯行きの市バスがあります)。

作並温泉こけし塔

こけし塔からさらに15分ほど歩くと右手にこの看板があります。Google Mapでは「作並 サクラ並木」付近です。看板は「作並研修所」ですが、以前は「作並修練所」と呼ばれていたようです。

作並研修センター

旧・統一教会(統一協会)の「作並研修センター」はここを入ればいいようです。住所的には「仙台市青葉区作並字湯ノ原24」だそうです。

統一教会の作並研修センター

登記簿によれば建物は3階建てで昭和44年築だそうです。裏(右上)は広瀬川です。所有権移転が1992年(登記原因の売買は1991年12月)ですが、この研修センターに関する情報はほとんどありません。

作並研修センター

敷地は広いのに駐車スペースは限定されています。研修施設ですから、それほど奇抜な作りではないはずですが、私はまだこの建物の写真を見たことがありません。木が生えていないスペースで何をするのだろうという疑問もあります。

作並研修センター

1995年「36万双」の合同結婚式は韓国で開かれていますが、この施設でも行われているようです。1995年なら一応インターネットはありましたが、完全にダイヤルアップでありWindows3.1の時代です。

近くには「熊出没注意」の看板も設置されています。仙台ですから、ヒグマではありませんけど…。

作並研修センター
作並研修センター(地理院タイルを加工)

教団系サイトでは研修センターが「熊出没注意」看板側にあるかのように示しているアクセスマップもあります。故意に隠そうとしているわけではなく単純なミスと思われますが、誤ったアクセスマップに気づかないものなのか不思議な団体です。

行基が発見したらしい作並温泉

教団施設を過ぎて、さらに北上すると作並温泉です。作並温泉の開湯は1796年だそうです。

作並温泉には2つの伝説が残されている。
一つは奈良時代、高僧・行基が東北地方行脚の際に 、渓流の響きとともに聞こえてきた仏法僧の鳴き声に誘われて森の斜面に降り立ち、湧き立つ白 い湯気を発見。その効能と湯浴みの仕方を広く人々に伝えたとされる説。

作並温泉旅館組合>作並温泉の魅力

俗に「行基図」と呼ばれている日本地図があります。「行基図」には加賀国が記載されていますが、加賀国は823年に越前国から分離しています。行基の没年は749年とされています。行基は一切関与していないのが「行基図」です。

行基が伊能忠敬のように全国行脚した史実はありませんが、行基が見つけたらしい温泉や行基が架けたらしい橋や行基によって開かれたとの伝承のある寺は各地に多数あります。

アイゼンハワー、ブッシュ、トランプなど歴代大統領に接近する教団の姿勢と通じるものを感じないわけでもありません。

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