伊達市に直径1mの回らないサインポール

伊達家発祥の地と入植した分家

伊達市は北海道と福島にあります。北海道の伊達市は1972年の市制施行です。福島県の伊達市は2005年に伊達郡5町が合併して成立しています。伊達家の発祥が福島の伊達で、伊達家の分家が入植したのが北海道の伊達です。

2つの伊達市(Google Earthプロ)

福島県伊達郡の合併協議では、市名がかぶらないように「伊達市を除く」で新市名を公募しています。公募は2004年3月15日に始まっており、公募1位は「だて市」でした。「伊達市」の無効票は多かったそうです。

もともと合併協議会の名称が「伊達7町合併協議会」なのですから、本音は「伊達市」です。「伊達市を除く」で公募したはずの福島側が「伊達市」を新市名に決めたのは、2004年7月15日の「第11回伊達7町合併協議会」です。

一方、北海道の伊達市も1市1町1村での合併を模索中でした。同年2月19日の「第1回新市名称及び事務所の位置小委員会」で新市名に「旧市町村名を使わない」旨を決めています。北海道側の公募はその条件で8月1日から始まります。公募1位は「洞爺市」です。

福島側が新市名を「伊達市」に決めた時点では、北海道の伊達市は消滅するはずだったのです。ところが、1市1町1村の合併協議から同年12月に壮瞥(そうべつ)町が離脱します。結局、北海道の伊達市は大滝村との飛び地合併を選びます。

両者の人口比は20倍以上ですから編入合併となり、結果的に北海道の「伊達市」の名前は残ります。壮瞥町の翻意が北海道と福島に伊達市を併存させたことになります。分家が遠慮したというような事情ではありません。

【外部リンク】
伊達市・壮瞥町・大滝村 合併協議会だより 第5号(4ページに「新市名称等小委員会」)
伊達7町合併協議会だより号外

回らない、回る?

さて、北海道の伊達市では直径1mはあると思われる巨大サインポールが見つかりました。これまで私が(ストビューで)見た中では最大の太さです。ただし、クルクル回転するわけではありません。

さかい理容室

埋め込んだのは2019年6月撮影のストリートビューです。3階建ての鉄筋コンクリート造と思われますが、交差点角の柱部分を巨大サインポールに見立てて塗色されています。どうして上下の茶色の部分を残したのか私には謎です。やるなら徹底してほかった気もします。

もう3000軒以上の理容店サインポールを見ているはずですが、これまで私の中での一番のお気に入りは富山県黒部市で見かけたものです。厳密に言えば、ポールではありませんけど…。

ワイト

2021年8月撮影のストビューです。2010年10月に「吉床」さんから「ワイト」さんに屋号を変えて新装オープンしているようです。代替わりだったのかもしれません。

このサインポールも回らないものと思われますが、2019年6月以前のストビューでは電源コードが伸びていました。ひょっとすると回転するのかもしれません。

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