施設は残れど名前は変わり

2005年第87回大会のウラ優勝校は熊本県立苓洋(れいよう)高校です。

  • 駒大苫小牧5-3京都外大西10-8宇部商5-3日大三9-6前橋商5-3熊本工
  • (熊本大会)熊本工6-5文徳5-2千原台5-3秀岳館7-0熊本農10-2矢部4-1牛深10-0苓洋

苓洋は2.5校の統合により今年3月末に閉校となっています。

  • 苓洋高(天草郡苓北町富岡)→天草拓心高へ統合
  • 苓明高(天草市本渡町本戸馬場)→天草拓心高へ統合
  • 河浦高(天草市河浦町河浦)→園芸科学科が天草拓心高へ統合、普通科は牛深高へ統合

赤マーカーが旧・苓洋高、青マーカーが旧・苓明高(統合後の天草拓心高)、緑マーカーが旧・河浦高になります。

ただし、統合後の天草拓心高は旧・苓明高の校舎を本校舎とし、旧・苓洋高の校舎はマリン校舎として海洋科学科と普通科総合コースを置いています。敷地内には新寮が建築中のようです。

名前が変わっただけで実質的には存続していると言ってもいいのかもしれません。苓洋高は「洋」の字が示すように、もともとは水産高校です。施設的にも全面移転は困難なのでしょう。

同様の動きは他県でも見られます。千葉の銚子水産は銚子商に、大分の海洋科学は津久見に統合されていますが、銚子商水産校舎や津久見高海洋科学校として施設そのものは残っています。

大分県と香川県は水産高校の実習船を共同運行するようです。通年で使うわけでないなら、それも自治体としての知恵なのかもしれません。

なお、旧・苓洋高のある苓北町(れいほくまち)は合併に参加していません。今では天草郡唯一の町です。火力発電所のおかげで財政が比較的豊かなようです。苓北町Webサイトには「苓」についての次のような記述があります。

苓北という名前は天草全土が「苓州」と呼ばれていたことでつけられました。「苓」は「あまくさ(甘草)」を意味し、苓州の北部に位置する町ということで「苓北」と名付けられました。

埋め込んだストリートビューは2013年12月撮影のものです。旧・苓洋高から車で10分強です。あいにく干潮時でなければ拝むことはできないそうです。

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