2023年の日照時間 多い30地点と少ない30地点

アメダス観測所における日照時間は2021年3月2日以降、衛星観測による推計値に変更されています。気象台については従来どおり日照計による実測を継続しているということです。このページでは両者を「単純に比較」していることをお断ります。なお、旧測候所がどちらなのかわかりませんが、グレー白抜きの「官」は気象台及び旧測候所です。

2023年の日照時間が多かった30地点

日照時間1位は南鳥島ですが、2023年は2022年より0.1時間少なかっただけです。2位には磐田が返り咲きました。

観測所2023年2022年前年比前年
1東京南鳥島 2865.92866.0100.0%1
2静岡磐田2582.82399.9107.6%7
3群馬桐生2572.52244.3114.6%51
4群馬伊勢崎2564.52240.5114.5%53
5愛知南知多2547.72383.8106.9%10
6埼玉熊谷 2545.52213.8115.0%76
7長野上田2544.12330.8109.2%18
8長野佐久2543.12289.0111.1%32
9山梨大泉2534.62295.1110.4%30
10神奈川三浦2533.22254.5112.4%46
11群馬上里見2533.12168.2116.8%111
12静岡御前崎 2519.32383.9105.7%8
13静岡浜松 2509.12345.1107.0%16
14長野立科2503.52234.3112.0%64
15茨城北茨城2500.62153.8116.1%127
16愛知豊橋2497.22307.2108.2%26
16群馬前橋 2497.22213.6112.8%77
18茨城日立2492.42188.1113.9%95
19群馬館林2490.02165.3115.0%115
20長野東御2488.62243.7110.9%52
21愛知蒲郡2485.82280.9109.0%35
22茨城下館2484.12123.0117.0%152
22山梨甲府 2484.12298.1108.1%29
24福島小名浜 2483.42127.6116.7%145
25群馬沼田2480.22155.0115.1%12
26群馬中之条2479.62228.6111.3%66
27千葉銚子 2478.02044.2121.2%248
28埼玉寄居2476.12139.6115.7%142
29長野松本 2471.12248.3109.9%50
30長野原村2470.22187.3112.9%96
▲2023年の日照時間が多かった30地点

群馬が7地点、茨城が3地点ランクインしています(2022年はとも0地点)が、栃木は入っていません。2022年には半数を占めていた瀬戸内勢が2023年は全滅しています。気象庁的には京都・滋賀・奈良・和歌山以西が「西日本」ですが、西日本1位は2406.2時間で56位の家島です。

2023年の東日本は大半の地点で年平均気温が観測史上1位でしたが、西日本はそれほどでもありませんでした。その要因の1つが日照だったということになりそうです。

2023年に日照時間が少なかった30地点

2023年に年間の日照時間が少なかった30地点は次のとおりです。富士山は7月と8月の2か月間の数値になりますので、実質1位は酸ケ湯です。

県/局観測所2023年2022年前年比前年
1静岡富士山 464.6392.4118.4%1
2青森酸ケ湯1189.21153.6103.1%3
3宗谷沼川1291.21342.496.2%14
4上川音威子府1318.41334.898.8%13
5上川朱鞠内1337.91435.593.2%36
6後志真狩1340.21326.2101.1%12
7宗谷豊富1362.91457.593.5%42
8上川幌加内1374.21445.895.0%41
9鹿児島中之島1383.31102.7125.4%2
10胆振大滝1398.21436.797.3%37
11上川美深1399.51469.495.2%47
12上川中川1401.91404.799.8%25
13鹿児島名瀬 1419.01175.9120.7%4
14後志黒松内1426.21416.5100.7%29
15山形肘折1439.81305.8110.3%8
16上川名寄1440.71503.395.8%62
17秋田八幡平1450.51307.6110.9%9
18宗谷中頓別1454.21416.4102.7%28
19留萌達布1456.61508.296.6%66
20檜山1456.91513.796.2%67
21後志喜茂別1458.91460.499.9%43
22宗谷歌登1471.31397.8105.3%22
23山形大井沢1477.61284.9115.0%6
24後志美国1488.31490.899.8%58
25上川士別1489.11503.399.1%63
26岩手沢内1492.31321.2113.0%11
27檜山今金1493.71490.7100.2%57
28上川江丹別1494.01599.493.4%129
29後志蘭越1499.61474.9101.7%49
30留萌天塩1500.51608.193.3%136
▲2023年の日照時間が少なかった30地点

北海道勢は2022年には7地点のランクインでしたが、2023年は22地点でした。日照が少ないのは日本海側というイメージがありますが、数値的には北日本の山間部のようです。

2022年からの増減率

2022年との増減率の降順10地点です。

観測所2023年2022年前年比
1鹿児島古仁屋1568.31214.81.29
2群馬藤原1852.91466.91.26
3鹿児島中之島1383.31102.71.254
4鹿児島伊仙1928.21547.11.246
5東京八丈島1706.01381.31.24
6沖縄1736.61422.81.221
7福島鷲倉1570.01287.11.220
8千葉銚子 2478.02044.21.212
9沖縄渡嘉敷2120.21752.11.210
10新潟湯沢1634.51352.81.208
▲2022年との増減率降順10地点

昇順の10地点は次のとおりです。佐賀と長崎で計5地点です。

県/局観測所2023年2022年前年比
1渡島1614.21770.60.91
2胆振森野1502.41638.60.917
3佐賀伊万里1892.32046.60.9246
4渡島八雲1588.71718.10.9247
5佐賀唐津2007.02153.70.9319
5上川朱鞠内1337.91435.50.9320
7長崎松浦1923.12061.50.9329
8佐賀嬉野1942.52082.10.9330
9留萌天塩1500.51608.10.9331
10長崎鰐浦2275.82438.50.9333
▲2022年との増減率昇順10地点
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