2022年平均風速の降順30地点、昇順20地点

2022年の年平均風速が大きかった32地点

2022年の平均風速1位はえりも岬、2位は宗谷岬でした。3位の室戸岬が9位に後退しています。所野は2年ぶりの3位復帰です。2021年に5.5m/sで21位タイの新島は2022年は5.1m/sで31位タイです。

県/局観測所2022年2021年増減前年
1日高えりも岬8.2m/s8.2m/s0.01
2宗谷宗谷岬7.8m/s7.5m/s0.32
3沖縄所野7.2m/s6.2m/s1.08
4檜山奥尻7.1m/s6.7m/s0.44
5沖縄与那国島6.5m/s5.8m/s0.715
5宗谷本泊6.5m/s6.4m/s0.17
7沖縄北大東6.3m/s6.6m/s-0.35
7東京三宅坪田6.3m/s6.5m/s-0.26
9高知室戸岬6.2m/s6.9m/s-0.73
9宗谷声問6.2m/s6.0m/s0.211
11千葉銚子6.1m/s5.8m/s0.315
11檜山米岡6.1m/s6.2m/s-0.18
13沖縄北原6.0m/s6.1m/s-0.110
14沖縄下地島5.9m/s5.7m/s0.217
15東京神津島5.8m/s6.0m/s-0.211
16東京三宅島5.7m/s5.9m/s-0.213
16沖縄安次嶺5.7m/s5.6m/s0.119
16鹿児島沖永良部5.7m/s5.9m/s-0.213
19沖縄盛山5.6m/s5.2m/s0.434
20鹿児島種子島5.5m/s5.4m/s0.125
20東京大島北ノ山5.5m/s5.4m/s0.125
22山形飛島5.4m/s5.3m/s0.129
22留萌留萌5.4m/s5.5m/s-0.121
22根室根室5.4m/s5.3m/s0.129
22愛知セントレア5.4m/s5.6m/s-0.219
26沖縄鏡原5.3m/s4.9m/s0.446
26静岡石廊崎5.3m/s5.7m/s-0.417
26留萌焼尻5.3m/s5.3m/s0.029
26沖縄宮城島5.3m/s5.5m/s-0.221
30沖縄石垣島5.2m/s5.0m/s0.242
30東京八重見ヶ原5.2m/s5.5m/s-0.321
30鹿児島笠利5.2m/s5.4m/s-0.225
▲2022年平均風速の降順TOP32

やはり飛島がえりも岬と張り合えるのは冬だけのようです。

2022年の年平均風速が小さかった26地点

水色マーカーは一定以上の欠測があることを示します。風速に関する欠測は寒冷地の冬季に多いことから、凍結が原因ではないかと思われます。

黒川は3連覇です。ライバル?の白川も14位タイに入っています。2021年5位タイの高峰は43位タイに落ち込みました。2022年が初の通年観測となった臨時観測所の熱海伊豆山が14位タイです。

県/局観測所2022年2021年増減前年
1岐阜黒川0.2m/s0.2m/s0.01
2岐阜八幡0.4m/s0.5m/s-0.13
2徳島京上0.4m/s0.4m/s0.02
4群馬草津0.6m/s0.7m/s-0.18
4徳島木頭0.6m/s0.6m/s0.05
4宮崎神門0.6m/s0.5m/s0.13
7富山上市0.7m/s0.8m/s-0.114
7兵庫西脇0.7m/s0.8m/s-0.114
7秋田大館0.7m/s0.8m/s-0.114
7奈良風屋0.7m/s0.7m/s0.08
7静岡佐久間0.7m/s0.7m/s0.08
7高知本川0.7m/s0.7m/s0.08
7福岡添田0.7m/s0.6m/s0.15
14岐阜白川0.8m/s1.0m/s-0.234
14福島湯本0.8m/s1.0m/s-0.234
14山形金山0.8m/s0.9m/s-0.121
14長野信州新町0.8m/s0.9m/s-0.121
14静岡川根本町0.8m/s0.9m/s-0.121
14福島金山0.8m/s0.9m/s-0.121
14長野浪合0.8m/s0.9m/s-0.121
14岩手山田0.8m/s0.8m/s0.014
14奈良上北山0.8m/s0.8m/s0.014
14十勝ぬかびら源泉郷0.8m/s0.8m/s0.014
14長野開田高原0.8m/s0.7m/s0.114
14群馬藤原0.8m/s0.7m/s0.114
14静岡熱海伊豆山0.8m/s
▲2022年平均風速の昇順TOP26

風屋の由来と2か所の金山については、去年の年頭の宿題を解決していませんので、春が来る前に手を出したいと思っています。

前年比増加率上位11地点と減少率上位11地点

前年比の増加率TOP10です。高峰と上中については風速計に問題がありそうです。

観測所2022年2021年前年比
1山形高峰1.0m/s0.6m/s166.7%
2鹿児島上中3.5m/s2.6m/s134.6%
3広島加計1.0m/s0.8m/s125.0%
4宮崎神門0.6m/s0.5m/s120.0%
5岐阜長滝1.4m/s1.2m/s116.7%
5福岡添田0.7m/s0.6m/s116.7%
7沖縄所野7.2m/s6.2m/s116.1%
8大分国見1.5m/s1.3m/s115.4%
9宮城女川3.2m/s2.8m/s114.3%
9長野開田高原0.8m/s0.7m/s114.3%
9群馬藤原0.8m/s0.7m/s114.3%
▲年平均風速の増加率上位11地点

減少率のTOP10は次のとおりです。二戸は季節的に風が強い2月から4月にかけて50日ほどの欠測が生じたためと思われますが、小国は怪しそうです。

観測所2022年2021年前年比
1山形小国1.1m/s1.5m/s73.3%
2青森二戸1.1m/s1.4m/s78.6%
3岐阜八幡0.4m/s0.5m/s80.0%
3岐阜白川0.8m/s1.0m/s80.0%
3福島湯本0.8m/s1.0m/s80.0%
6大分玖珠0.9m/s1.1m/s81.8%
6山形差首鍋0.9m/s1.1m/s81.8%
8栃木五十里1.1m/s1.3m/s84.6%
8岩手北上1.1m/s1.3m/s84.6%
10群馬草津0.6m/s0.7m/s85.7%
10岩手薮川1.2m/s1.4m/s85.7%
▲年平均風速の減少率上位11地点

2022年の最大瞬間風速TOP20

2022年の最大瞬間風速(3秒の平均)のTOP20は次のとおりです。最大風速(10分の平均)と年平均風速も付記しました。去年の最大瞬間風速1位は屋久島、最大風速1位は北大東でした。

県/局観測所最大瞬間最大風速年平均
1鹿児島屋久島50.9m/s36.6m/s24.7m/s
2大分蒲江50.4m/s26.0m/s272.7m/s
3沖縄北大東48.4m/s37.5m/s16.3m/s
3東京父島48.4m/s31.1m/s43.3m/s
5愛媛四国中央47.4m/s15.7m/s2681.7m/s
6日高えりも岬46.4m/s35.0m/s38.2m/s
7長崎厳原44.7m/s28.1m/s143.1m/s
8佐賀唐津44.1m/s19.2m/s1322.3m/s
9鹿児島尾之間43.5m/s25.2m/s303.9m/s
9鹿児島鹿児島43.5m/s20.8m/s873.2m/s
11鹿児島種子島42.8m/s27.0m/s195.5m/s
12沖縄南大東41.7m/s29.2m/s84.7m/s
13鹿児島中之島41.4m/s16.7m/s2123.5m/s
14宮崎小林41.1m/s22.8m/s482.4m/s
15和歌山友ケ島40.9m/s29.7m/s64.1m/s
16鹿児島内之浦40.7m/s21.3m/s751.9m/s
16鹿児島田代40.7m/s20.9m/s851.8m/s
18沖縄西表島40.4m/s28.9m/s103.8m/s
19愛媛瀬戸40.3m/s28.6m/s114.0m/s
20沖縄石垣島40.2m/s30.6m/s55.2m/s
▲2022年の最大瞬間風速TOP20

タイトルとURLをコピーしました