2023年の年間降水量、最多と最少の30地点

2023年の年降水量が多かった30地点

2023年の年間降水量は屋久島のV2でしたが、5000ミリには及びませんでした。2022年は28位だった魚梁瀬(やなせ)が2位に復活し、四天王4地点が4位までを占めました。「えびの」は去年3月から「えびの高原」に地点名を変えています。

観測所2023年2022年前年比前年
1鹿児島屋久島4661.04697.599.2%1
2高知魚梁瀬4417.53338.0132.3%28
3宮崎えびの高原4321.54663.092.7%2
4静岡天城山4106.54616.589.0%3
5鹿児島尾之間4060.53432.0118.3%20
6高知鳥形山3944.53303.5119.4%33
7高知繁藤3832.52094.5183.0%320
8高知佐喜浜3830.03298.0116.1%34
9和歌山色川3822.03175.0120.4%49
10三重宮川3725.53003.0124.1%72
11宮崎深瀬3722.03394.5109.6%24
12長野御嶽山3708.53212.5115.4%44
13奈良葛川3687.02601.0141.8%147
14神奈川箱根3658.53330.5109.8%31
15奈良下北山3658.02580.5141.8%151
16三重尾鷲3637.53782.596.2%5
17高知船戸3548.03070.0115.6%62
18宮崎田野3483.03249.5107.2%39
19新潟赤谷3476.53351.0103.7%26
20和歌山西川3469.03094.0112.1%58
21和歌山護摩壇山3455.02723.5126.9%128
22新潟能生3448.03036.0113.6%68
23宮崎神門3444.03402.5101.2%22
24岐阜樽見3422.03451.599.1%16
25鹿児島吉ケ別府3404.03440.598.9%17
26鹿児島内之浦3384.03484.597.1%15
27富山宇奈月3381.03226.0104.8%42
28高知本川3330.52267.5146.9%263
29鹿児島中之島3329.04522.073.6%4
30静岡高根山3319.53579.092.7%10
▲2023年の年降水量の多かった30地点

2022年はTOP30に沖縄7地点が入りましたが、2023年はゼロです。逆に1地点だった高知が6地点に戻しました。主に南西斜面の多雨地点が順当にランクインしています。

2023年の年降水量が少なかった30地点

紋別小向(紋別空港)の雨量計測は通年観測ではありません。2023年は4月中旬から11月中旬まで、2022年は5月連休明けから11月半ばの観測でした。降水量の少ないほうから1位は最東端アメダスの納沙布でした。

県/局観測所2023年2022年前年比前年
1根室納沙布567.5821.569.1%25
2オホーツク常呂620.5714.586.8%9
3オホーツク北見653.0803.581.3%23
4十勝本別675.0841.580.2%35
5胆振鵡川684.0914.074.8%61
6宮城名取684.51009.067.8%117
7胆振伊達687.0984.569.8%99
8オホーツク紋別小向705.5513.0137.5%1
9十勝押帯733.0951.577.0%77
10オホーツク佐呂間737.0793.092.9%22
11十勝足寄738.01004.073.5%113
12オホーツク小清水738.5753.098.1%14
13釧路榊町746.01041.571.6%148
14オホーツク生田原749.0879.585.2%45
15釧路知方学770.01013.576.0%122
16十勝鹿追772.01107.569.7%211
16オホーツク境野772.0995.077.6%107
18日高日高門別776.01041.074.5%148
19長野佐久778.0941.582.6%71
20十勝駒場779.5915.585.1%62
21オホーツク東藻琴787.5787.5100.0%19
22十勝陸別789.0911.586.6%60
23オホーツク置戸常元792.51015.578.0%124
24十勝池田793.0974.081.4%91
25宮城亘理799.01050.076.1%157
26十勝芽室803.51083.574.2%191
27オホーツク斜里806.0682.0118.2%6
28オホーツク津別806.5828.597.3%27
29十勝帯広808.01011.579.9%121
30オホーツク女満別808.5679.5119.0%5
▲2023年の年降水量が少なかった30地点

2022年は瀬戸内勢が活躍しましたが、2023年は北海道以外でランクインしたのは名取、佐久、亘理の3地点でした。

前年比増加率上位10地点と減少率上位10地点

前年比増加率では対馬の鰐浦が1位でした。平年値が1400ミリ台ですので2022年が少なかっただけです。

県/局観測所2023年2022年増減率
長崎鰐浦1535.5836.0183.7%
高知繁藤3832.52094.5183.0%
長崎平戸2659.51533.5173.4%
島根出雲2087.51215.0171.8%
宗谷声問1089.5637.5170.9%
福岡行橋1884.01111.5169.5%
大阪関空島1187.0709.0167.4%
山形高畠2082.01258.5165.4%
鹿児島諏訪之瀬島2923.51769.5165.2%
宗谷宗谷岬1276.0785.0162.5%
▲年降水量の増加率上位10地点

2022年は増加率部門TOP10を独占した沖縄勢が2023年は減少率TOP10独占しました。波照間は3分の1にも届きませんでした。

観測所2023年2022年増減率
沖縄波照間914.52806.532.6%
沖縄南大東830.02083.039.8%
沖縄北大東851.02086.040.8%
沖縄旧東817.01908.542.8%
沖縄鏡原1552.03540.043.8%
沖縄大原1342.03055.043.9%
沖縄西表島1609.53642.044.2%
沖縄宮古島1687.03768.044.8%
沖縄下地島1458.53075.047.4%
沖縄石垣島1455.52910.550.0%
▲年降水量の減少率上位10地点

日降水量、1時間降水量、10分降水量

2023年の日降水量最多10地点は次のとおりです。500ミリを超えたのは5地点でした。8月15日は台風7号です。

観測所日降水量起月日従来起年月日
三重宮川551.0ミリ8/157764.02011/07/19
岡山恩原530.5ミリ8/151266.02011/09/03
高知本川516.0ミリ8/1027132005/09/06
鳥取佐治515.0ミリ8/1512881990/09/19
静岡春野500.5ミリ6/021284.52022/09/23
静岡492.5ミリ6/0214111982/08/03
鳥取鹿野485.5ミリ8/1514731990/09/19
岩手小本484.0ミリ8/1312722000/07/08
三重鳥羽481.0ミリ6/0214231982/08/03
鹿児島屋久島479.5ミリ8/092557.31942/08/27
▲2023年の日降水量TOP10

1時間降水量は母島が1位でした。

観測所1h降水量起月日従来起年月日
東京母島126.0ミリ10/181992007/11/08
岩手小本124.5ミリ08/13193.52019/10/13
東京三宅坪田123.5ミリ09/0811012007/10/27
東京三宅島122.0ミリ09/081109.71957/09/16
千葉大多喜109.5ミリ09/08191.02017/09/28
▲2023年の1時間降水量TOP5

10分降水量のTOP5は次のとおりです。

観測所10分降水量起月日従来起年月日
福島南郷30.5ミリ8/18123.02009/08/01
山形差首鍋30.5ミリ9/12122.02011/07/27
長野鹿教湯30.0ミリ8/01121.02020/08/22
茨城水戸29.5ミリ7/13336.31959/07/07
富山大山29.0ミリ9/05129.02010/08/10
岡山29.0ミリ6/15122.52023/09/11
空知月形29.0ミリ9/12118.52011/09/02
▲2023年の10分降水量TOP5
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